メニュー

尖圭コンジローマ

尖圭コンジローマとは

性器へのヒトパピローマウイルス(HPV)感染による性感染症の1つです。

HPVには200タイプ以上の遺伝子型に分類されていますが、尖型コンジローマの原因となるHPV6.11型は、子宮頸癌の原因となるタイプとは異なるものです。

HPVは性感染症のなかでも数少ないワクチンで予防できる疾患です。

感染経路

セックスやオーラルセックスによって粘膜にHPVが感染することで生じます。またときに母子感染することもあるため、尖型コンジローマを発症した女性は出産の際に医師にご相談ください。

3週間〜8か月(平均3か月)の潜伏期を経て感染部位に鶏のトサカのようなイボとして発症します。

症状

性器の周辺に鶏のトサカやカリフラワー状のイボが性器周辺に出現します。

数が増えたり大きくなったりすることで整容状の問題をきたします。一般的に自覚症状に乏しいとされていますが、大きさや部位によっては痛みや痒みを伴うこともあります。

治療

軟膏の外用や凍結療法、レーザー療法などの治療法がありますが、単独での治療で治癒率は60〜90%とされており、複数の治療法を繰り返す必要がある場合もあります。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME