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低用量ピルとは
当院で扱う低用量の経口避妊薬は、卵胞ホルモンと黄体ホルモンの2種類を含む飲み薬です。主に排卵を抑え、子宮頸管の粘液や子宮内膜にも作用して妊娠を防ぎます。[1][2]
毎日続けて飲むことで避妊効果が得られますが、飲み忘れなどで効果が下がることがあります。性感染症の予防はできないため、コンドームも使用しましょう。[1][2]
生理痛や出血量が気になる場合には、月経困難症の治療薬も選択肢です。避妊が主な目的なのか、症状の治療が必要なのかを確認して薬を選びます。[3][4]
お薬の種類と料金
すべて税込・診察料込みの自由診療です。薬を処方する場合の診察料を含みます。配送をご希望の場合は、通常送料400円が別途かかります。
避妊を目的とする低用量ピル

トリキュラー28
実薬のホルモン量が3段階で変わる3相性

マーベロン28
実薬のホルモン量が一定の1相性

ファボワール28
マーベロンと同じ有効成分・含有量の1相性
いずれも1シート28錠で、ホルモンを含む実薬21錠と、含まない偽薬7錠からなります。シートに示された順番で服用します。[1][2][5]
1相性・3相性はホルモン量の組み方の違いです。どちらかが誰にでも合うわけではなく、これまでの服用経験、不正出血や吐き気の有無、持病なども含めて選びます。マーベロン・ファボワールの電子添文には、レボノルゲストレルを含む経口避妊薬と比べた静脈血栓症リスクへの注意が記載されています。[1][5]
生理痛などの治療に使うお薬
| 薬・主な治療目的 | 1シート/税込 |
|---|---|
| ヤーズ月経困難症 | 12,000円 |
| ヤーズフレックス月経困難症・ 子宮内膜症に伴う痛み | 14,000円 |
ヤーズ・ヤーズフレックスは、国内では避妊を目的とした薬ではありません。避妊の相談と症状の治療を分けてご案内します。当院では自由診療での処方となります。[3][4]
1シートを通常配送で受け取る例
- 薬・診察料
- 3,300円
- + 通常送料
- 400円
- 合計(税込)
- 3,700円
処方数量は、初診か継続か、体調や服用歴などを確認し、医師が最大6か月分の範囲で決めます。定期配送にも対応しています。必要な数量と受け取り方は診察時にご相談ください。
副作用と、受診の目安
吐き気や少量の出血など
服用中に、吐き気、頭痛、乳房の張り、不正出血などが起こることがあります。続けるうちに落ち着く場合もありますが、つらい症状を我慢して飲み続ける必要はありません。症状の程度や続いている期間をお伝えください。[1][2][3]
すぐに受診してほしい症状
片脚の急な痛み・腫れ、突然の息切れや胸の痛み、激しい頭痛、手足の麻痺、ろれつが回らない、急に見えにくくなった場合は、血栓症の可能性があります。服用を中止し、救急医療機関を受診してください。強い息苦しさや意識の異常などがある場合は119番へ。[1][3][4]
処方前に確認する項目
血圧、体格、喫煙、片頭痛、血栓症の本人・家族歴、持病、服用中の薬・サプリメント、妊娠の可能性を確認します。前兆のある片頭痛、血栓症の既往、35歳以上で1日15本以上の喫煙など、使用できない場合があります。妊娠の可能性、授乳、手術予定がある方も必ずお伝えください。[1][2][3]
一部の抗てんかん薬やセント・ジョーンズ・ワートを含むサプリメントなどは、ピルの作用に影響します。併用薬を自己判断で中止せず、お薬手帳など名前の分かるものをご用意ください。[1][2]
飲み始め方と続け方
はじめて飲むとき
避妊用の28錠タイプは、原則として月経の初日から、毎日ほぼ同じ時刻に1錠ずつ服用します。開始日が遅れた場合は、飲み始めから7日間はコンドームなど別の避妊法を併用してください。ほかのピルからの切り替えや出産後などは、開始方法を診察で確認してください。[1][2][5]
1シートを飲み終えたら
実薬21錠に続けて偽薬7錠を飲み、28錠を飲み終えた翌日から次のシートを始めます。出血が続いていても、自己判断で間隔を空けません。ヤーズ・ヤーズフレックスは飲み方が異なるため、同じ手順を当てはめないでください。[1][2][3][4]
飲み忘れ・嘔吐・下痢があったら
薬の名前、何錠目か、飲み忘れた日数、性交の日時を確認し、処方時の説明書に沿って対応してください。薬や状況によって対応が変わるため、迷う場合は当院へご連絡ください。激しい嘔吐・下痢が続くときも、薬の吸収に影響することがあります。[1][2]
避妊できていない可能性のある性交があった場合は、緊急避妊が必要かを早めに相談しましょう。飲み忘れをすべて取り戻そうとして何錠も追加したり、休薬を延長したりせず、薬ごとの指示を確認してください。
生理の日をずらしたい方へ
旅行や試験などの予定に合わせた月経移動は、プラノバールを用いて、早める方法・遅らせる方法の両方に対応しています。最終月経の開始日、普段の周期、生理を避けたい期間をお伝えください。
月経を遅らせたい場合は、生理予定日の1週間前までを目安にご相談ください。早めたい場合も含め、予定が決まった段階で余裕をもってご相談いただくと、方法を検討しやすくなります。開始日や服用期間は医師が個別に決めます。
プラノバール21錠 3,980円(税込・診察料込み)。必要錠数にかかわらず同料金です。希望される方には吐き気止めを追加料金なしで処方します。
プラノバールでも、吐き気や頭痛、不正出血などの副作用や血栓症に注意が必要です。短期間の使用でも、持病・喫煙・服用中の薬などを確認して処方します。[6]
診察から、お薬の受け取りまで
- 予約する来院・オンラインの希望をお伝えください。初めての処方も、継続の相談も受け付けています。
- 医師と相談する目的や体調、服用歴を確認してお薬を選びます。オンライン診療では、測定した血圧をお伝えください。測定値が分からない場合は、診察前に受付へご相談ください。
- 処方後に受け取る院内受取、診察後の24時間受取、通常配送、代理受取(ご家族などが代わりに受け取る方法)からご案内します。24時間受取は診察・処方・決済と受取方法のご案内が済んだ方が対象です。
採血は一律必須ではなく、必要に応じて判断します。内診や妊娠検査などが必要な場合は、対応できる医療機関をご紹介します。
よくある質問
薬の種類が決まっていなくても相談できますか?
はい。避妊が目的なのか、生理痛などを改善したいのか、これまで薬を飲んだことがあるかを伺って選びます。他院のピルを続けたい場合は、薬の名前やシートが分かるものをご用意ください。
保険は使えますか?
当院のピル処方は自由診療です。月経困難症などの治療薬には保険適用となるものもありますが、当院では掲載の自由診療料金でご案内しています。
内診や採血を受けないと処方してもらえませんか?
全員に一律で行うわけではありません。問診や血圧などを確認し、必要な検査を判断します。内診・妊娠検査が必要な場合は、対応できる医療機関へご紹介します。
ニキビが気になる場合も相談できますか?
アフターピルも処方していますか?
レボノルゲストレル錠1.5mgを13,500円(税込・診察料込み)で処方しています。毎日飲む低用量ピルとは使い方が異なります。避妊に失敗した場合は、性交の日時をお伝えいただき、できるだけ早くご相談ください。
医師紹介

モイストクリニック 院長
金谷 正樹
国際医療福祉大学病院、東京医科歯科大学病院(現 東京科学大学病院)などで研鑽を積み、モイストクリニックにて診療しています。
医学監修:金谷正樹 医師
医学確認日:2026年9月23日
参考資料
はじめての方も、継続の方も。
薬の名前が決まっていなくても大丈夫です。避妊の希望や生理の悩み、今飲んでいるお薬をお聞かせください。

