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HIV

HIVとは

HIVとはHuman immunodeficiency Virus(ヒト免疫不全ウイルス)の略で、このウイルスに感染すると免疫力が低下します。その結果、健康な人は発症することのない、ウイルスやカビなどに感染、発症してしまいます。その状態をAIDS(後天性免疫不全症候群)といいます。HIVに感染してから治療をしなかった場合、5〜10年でAIDSを発症するとされています。

感染経路

HIVは精液や膣分泌液、血液、母乳などに存在しています

すでに感染している人との性行為(セックスやオーラルセックス、アナルセックス)で感染します。またHIVに感染している母親からその子へ感染する母子感染、注射器の使い回しなどによる血液感染もあります。

症状

急性HIV感染期

HIV感染後、2~6週間後に発熱や頭痛、関節痛といった一般的なウイルス感染と同様の感冒症状をきたします。無症状のこともあるため注意が必要です。

慢性HIV感染期(無症候期)

急性期を終えると、数年〜10年の無症候性の時期、すなわち症状を起こさない期間が続きます。この時期に徐々に免疫力が低下しますが、無症候の期間には個人差があります。

AIDS期

免疫力の低下がすすむと健常者では感染することのないウイルスやカビなどに感染します。この状態をAIDS期と言います。肺炎や結核、悪性腫瘍、下痢などを引き起こします。

治療

近年HIVの治療は進歩しており、適切な治療を行えば長期間にわたり健康な生活を送ることができます。そのためにもできるだけ早期発見・早期治療が必要となってきます。

治療は抗HIV薬の投与になり、当院の検査で万が一陽性が判明した場合、適切な医療機関へ紹介させていただきます。

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