発熱・だるさ

解決法
専門機関による検査・受診後、原因に合わせた治療を実施
原因
HIV感染症、A型肝炎、B型肝炎、C型肝炎、赤痢アメーバ症などの可能性あり
予防法
生活習慣の改善・コンドームの使用 もしくは 定期的な性病検査

だるさを引き起こす原因は多岐にわたります。排尿時痛や頻尿など排尿に関する症状を伴っている場合には、性感染症が隠れていることもあるので注意が必要です。

HIV感染症/エイズ

(感染から 2〜4 週頃に初期症状)
発熱、喉の痛み、倦怠感(だるい)、筋⾁痛など、インフルエンザに似た症状が出ることがあります。その後は無症状の状態が続きます。

A型肝炎

(潜伏期間:平均 28 ⽇)
発熱、倦怠感(だるい)、吐気、嘔吐、⻩疸(⾝体や⽩⽬が⻩⾊くなること)などの症状が出ます。

B型肝炎

(潜伏期間:1〜2 ヵ⽉)
倦怠感(だるい)、⾷欲不振、⾚褐⾊尿、⻩疸(⾝体や⽩⽬が⻩⾊くなること)といった症状が出ます。

C型肝炎

(潜伏期間:2 週間〜3 ヵ⽉)
倦怠感(だるい)、⾷欲不振、吐き気などの症状が出ることがあります。ただし、⾃覚症状が出る⼈は 20〜30%とされています。

⾚痢アメーバ症

(潜伏期間:2〜3 週間)
下痢や粘⾎便、強い便意などの症状が出ます。肝膿瘍になると、発熱、上腹部痛、肝肥⼤といった症状が⾒られます。

クラミジア

(潜伏期間:1〜3 週間)
咽頭感染で、まれに発熱や喉の痛み、腫れといった症状がでることがあります。