HIVに感染したかもしれない。
コンドームが破れた、外れてしまった。
そんな強い不安を感じているあなたへ。大丈夫です。まずは落ち着いてください。
不安な行為から72時間以内であれば、PEP(ペップ)という緊急予防薬を飲むことで、HIV感染のリスクを大幅に下げることが期待できます。
モイストクリニックでは、あなたの不安に寄り添い、迅速な処方でサポートします。
まず、これだけは知っておいてください
時間との勝負です 不安な行為から72時間以内に服用を開始する必要があります。早ければ早いほど、予防効果は高まります。 | 服用期間は28日間 1日1回、決まった時間に28日間、薬を飲み続けることで効果を発揮します。 | 費用はすべて込み 初回の診察・検査から28日分の薬代まで、すべて含んで一式 66,000円(税込)です。追加料金はありません。 |
迷っている時間が、最も重要です。今すぐご相談ください。
恵受比寿駅 徒歩3分 | 対面診療の流れ | オンライン診療の流れ
目次
- 【10秒チェック】PEPが必要かもしれないと感じたら
- 料金について:初回検査費用込み 66,000円
- PEPとは?(要点のまとめ)
- ご予約から処方までの流れ(対面・オンライン対応)
- ケース別のご相談とよくあるご質問(FAQ)
- PEP服用中の注意点と副作用について
- PEPとPrEPの違いについて
- 監修医師
- アクセスとご予約
【10秒チェック】PEPが必要かもしれない、と感じたら
一つでも当てはまる方は、すぐに専門医にご相談ください。
- コンドームが破れた、または性行為の途中で外れた
- コンドームをつけずに性行為をした(相手の感染状況がわからない)
- 後から相手がHIV陽性者だとわかった
- 性的暴力を受けた
- 注射針の使いまわしや、血液に触れる事故があった
- 海外でPEPを開始したが、薬の継続や切り替えについて相談したい
重要: PEPは72時間を過ぎると予防効果が期待できなくなります。「自分は対象になるだろうか?」と一人で悩まず、まずは専門医に相談することが、あなた自身を守るための最も確実な一歩です。
料金について:初回検査費用込み 66,000円
モイストクリニックでは、安心して治療に専念していただけるよう、分かりやすい料金体系を採用しています。
PEP処方一式:66,000円(税込)
【上記費用に含まれるもの】
- 初診料・再診料
- HIV初回検査費用(即日検査)
- お薬代(28日分)
※副作用の確認や治療後のフォローアップ検査(4週後、12週後など)は、状況に応じて別途ご案内します。
※当院では、表示価格以外の追加費用は一切発生いたしません。
PEPとは?(要点のまとめ)
PEP(Post-Exposure Prophylaxis:暴露後予防内服)の重要なポイントを以下にまとめます。
目的・定義 | HIVに曝露した可能性のある行為の後、抗HIV薬を内服し、ウイルスの体内定着を防ぐ緊急予防法です。 |
---|---|
開始期限 | 曝露後72時間以内。特に最初の24時間以内の開始が、予防効果の観点から強く推奨されます。 |
服用期間 | 28日間、毎日定刻の内服を継続します。 |
予防効果の鍵 | 迅速な内服開始:曝露から内服までの時間が短いほど効果は高まります。 服薬アドヒアランス:28日間、自己判断で中断せず、飲み忘れなく継続することが極めて重要です。 |
主な副作用 | 軽度の吐き気、頭痛、倦怠感など。多くは内服初期の一過性のもので、次第に軽快します。症状が続く場合はご相談ください。 |
ご予約から処方までの流れ(対面・オンライン対応)
当院では、プライバシーに配慮した空間で、最短で即日処方が可能です。
- 【STEP 1】ご予約(WEB・電話・LINE)
「PEP希望」とお伝えいただくとスムーズです。匿名でのご相談も可能です。緊急の場合は、お電話でご連絡ください。 - 【STEP 2】ご来院・オンライン診療
医師が、不安な行為の状況や日時について丁寧にお伺いします。どんな些細なことでも、心配な点は気兼なくお話しください。 - 【STEP 3】お薬の処方と内服開始
72時間という期限が迫っているため、検査結果を待たずに先にお薬をお渡しし、その場で内服を開始していただきます。飲み方や副作用、注意点について詳しくご説明しますのでご安心ください。 - 【STEP 4】初回検査
現在のHIV感染状況を確認するための迅速検査(HIV抗原抗体検査)を行います。内服の直前または直後に行いますので、処方が遅れることはありません。何よりも、一刻も早い内服開始を最優先します。 - 【STEP 5】28日間の内服と経過観察
1日1回、決まった時間に28日間、薬を飲み続けていただきます。服用中に気になる症状があれば、いつでもLINEや電話でご相談いただけます。 - 【STEP 6】フォローアップ検査
PEP服用終了後、一定期間(4〜6週後、12週後が目安)をあけて再度HIV検査を行い、最終的に感染が成立していないことを確認します。
ケース別のご相談とよくあるご質問(FAQ)
Q. コンドームが破れてしまいました。PEPは必要ですか?
A. はい、PEPの対象となる可能性があります。相手の感染状況が不明な場合は、感染リスクをゼロと断定できません。予防のための内服を強く推奨しますので、至急ご相談ください。
Q. 性暴力の被害に遭いました。どうすればいいですか?
A. まずはご自身の安全と心のケアを最優先してください。医療的には緊急対応が必要です。当院ではPEPに加え、他の性感染症予防や緊急避妊についても対応可能です。一人で抱え込まず、必ず専門機関にご相談ください。
Q. 海外でPEPを飲み始めましたが、日本で継続できますか?
A. はい、可能です。現在服用中のお薬の名前がわかるもの(処方箋や薬のパッケージなど)をご持参ください。医師が成分を確認し、適切なお薬を継続して処方します。
Q. 薬を1回飲み忘れてしまいました。
A. 気づいた時点ですぐに1回分を服用してください。ただし、次の服用時間が近い場合は、忘れた分は飛ばし、次の時間に1回分だけ服用します。絶対に2回分を一度に飲まないでください。ご不安な場合はすぐにご連絡ください。
Q. PEPの相談は何科を受診すればよいですか?
A. 性感染症を専門とするクリニックや、感染症内科などで処方が可能です。当院は性感染症専門クリニックとして、PEP処方の豊富な経験がございますので、安心してご相談ください。
Q. なぜ費用が安いのですか?使用する薬は安全ですか?
A. 当院では、PEPという重要な治療を一人でも多くの方に受けていただけるよう、治療の継続しやすさを最優先に考えています。そのため、国内で承認されているお薬と同等の有効成分(テノホビルアラフェナミド/エムトリシタビン)を含み、WHO(世界保健機関)などの国際的なガイドラインでも推奨されている海外製の高品質なジェネリック医薬品を採用することで、費用を抑えてご提供しています。安全性と効果は国内品と変わりありませんのでご安心ください。
PEP服用中の注意点と副作用について
- よくある副作用: 吐き気、下痢、頭痛、倦怠感など。多くは飲み始めの数日で軽快します。
- 対処法: 吐き気止めを一緒に処方することも可能です。症状が辛い場合は、自己判断で中断せず、必ずクリニックにご連絡ください。
- お酒や他の薬との併用: 大量の飲酒は肝臓への負担を増やし、副作用を強める可能性があります。また、相互作用を起こす薬もあるため、服用中の薬やサプリがある方は、必ず診察時にお申し出ください。
→ PEPの副作用と対処法(詳細)
→ PEPを飲み忘れた時の対応(詳細)
PEPとPrEPの違いについて
PEPと混同されやすい予防法にPrEP(プレップ)があります。目的と対象者が異なります。
PEP(暴露後予防) | PrEP(暴露前予防) | |
---|---|---|
目的 | 起きてしまった後の緊急予防 | 起きる前の継続的な予防 |
タイミング | 行為の後、72時間以内に開始 | 行為の前から、継続的に服用 |
服用期間 | 28日間 | リスクがある期間中、継続 |
対象者 | 突発的に高リスクな行為があった方 | 継続的にHIV感染リスクがある方 |
PEPを無事に飲み終えた後、今後も継続的にHIV感染のリスクがあると感じる方は、次の選択肢としてPrEP(暴露前予防)に切り替えることも可能です。お気軽にご相談ください。
→ PEPの後はPrEP?切り替えのタイミング(詳細)
→ PrEP(暴露前予防)の詳細はこちら
監修医師
モイストクリニック 院長 金谷正樹
国際医療福祉大学病院、東京医科歯科大学病院(現東京科学大学病院)などで研鑽を積み、モイストクリニックで性感染症を中心に診療を行っている。日本性感染症学会の会員として活動しており、得意分野である細菌学と免疫学の知識を活かして、患者さまご本人とパートナーさまが幸せになれるような医療を目指している。
恵比寿駅徒歩3分、アクセスとご予約
モイストクリニック
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- 診療時間: 9:00-22:00
- 休診日: なし
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