コンジローマの症状と塗り薬治療|恵比寿のモイストクリニック

恵比寿で性器・肛門のイボブツブツにお悩みの方へ。
モイストクリニックは、プライバシーに最大限配慮し、痛みの少ない治療(塗り薬)を専門に提供します。
「もしかして」とご不安な方は、お一人で悩まずご相談ください。

焼灼・切除なし

痛みの少ない外用薬(塗り薬)専門の治療を行います。

プライバシー配慮

自由診療で保険証不要。匿名でのご相談も可能です。

22時まで・年中無休

お仕事帰りでも安心。土日祝も診療しています。

目次

性別ごとのお悩み

コンジローマは性別によって症状の出方や、お悩みのポイントが異なります。
あなたのお悩みに近いものをご確認ください。

症状・自己チェック

「もしかして?」と思ったら、以下の症状がないか確認してみてください。
ひとつでも当てはまる場合は、自己判断せずご相談ください。

  • 性器や肛門の周りに、イボ状の突起ができた
  • イボの表面がギザギザ・カリフラワー状になっている
  • 痛みや、かゆみは無い(または、あっても軽い)
  • 以前は小さかったイボが、数が増えたり大きくなったりしてきた
  • パートナーからイボを指摘された(またはパートナーにイボがある)

診断と治療(当院の方針)

診断

まずは医師による視診が基本です。必要に応じて、他の疾患(フォアダイス、梅毒など)との鑑別のための検査・組織診を行う場合があります。

当院の治療方針:痛みの少ない外用療法(塗り薬)専門

当院は、患者様のプライバシーと通いやすさを第一に考え、
痛みの少ない「塗り薬」による治療を専門としています。

STEP 1

診断

まずは医師による視診(目で見て確認)が基本です。
コンジローマの特徴的なイボ(鶏冠状・カリフラワー状)であるかを確認します。

※必要に応じて、他の疾患(フォアダイス、梅毒など)との鑑別のための検査をご提案する場合があります。

STEP 2

治療(当院の方針)

当院では、フルオロウラシル(5-FU)軟膏による外用療法(塗り薬)をメインに治療を行います。

▼ フルオロウラシル(5-FU)の使い方

ご自宅でご自身で塗布していただきます。

  • 1日1~2回、医師の指示に従い塗布します。
  • 綿棒などを使用し、イボ(患部)にのみ薄く塗ってください。
  • 正常な皮膚には付かないよう、十分にご注意ください。
  • 塗布後はすぐに手をよく洗ってください。
  • (※塗布部位が赤くなったり、びらん(ただれ)が生じることがあります)
▼ その他の治療薬(イミキモドなど)

このほか、患者様の症状やライフスタイルに合わせ、イミキモド5%クリーム(週3回、就寝前に塗布し、6~10時間後に洗い流す方法)など、他の外用薬をご提案する場合もあります。

当院は「塗り薬専門」です
痛みを伴う焼灼(しょうしゃく)・切除・レーザー等の外科的処置は行っておりません。 (※外科的処置が必要と判断される場合は、他院へのご紹介も可能です)

治療後の再発について

コンジローマはいずれの治療でも、 約20〜30%が3ヶ月以内に再発する と言われています。
治療が完了した後も、一定期間は注意深く経過観察することが重要です。 気になる症状が再度現れた場合は、すぐに当院へご相談ください。

原因・感染・潜伏期間

コンジローマが「なぜ」「どうやって」発症するのか、
正しい知識(原因・潜伏期間・感染経路)をご説明します。

主な原因

原因は「ヒトパピローマウイルス(HPV)」です。 特にコンジローマは、低リスク型*の6型・11型が主な原因(約90%)となります。
*子宮頸がんなどの原因となる高リスク型とは異なります。

潜伏期間

感染してから症状(イボ)が出るまでの期間は、約3週〜8か月(平均約2.8か月)と非常に幅があります。
そのため、いつ感染したかを特定するのは困難な場合が多いです。

感染経路

主に、ウイルスが含まれる皮膚や粘膜の直接的な接触(性行為など)によって感染します。
イボなどの症状がなくてもウイルスを排出している(不顕性感染)場合もあります。

パートナーに症状がなくても注意が必要です

コンジローマは、イボなどの目に見える症状がない「不顕性感染」の状態でも、パートナーに感染させる可能性があります。 ご自身やパートナーに違和感があれば、症状がなくても一度ご相談ください。

費用(自由診療)

当院はすべて保険適用外の「自由診療」です。
患者様のプライバシーに配慮し、柔軟な対応を行っています。

診察料(初診)

2,500

まずは医師が視診を行います。
視診のみで治療(お薬の処方)がない場合は、この料金のみです。

外用薬(塗り薬)処方

7,980

診察の結果、コンジローマと診断され治療を開始する場合、お薬代のみ頂きます。

  • 5-FU軟膏 または
  • イミキモドクリーム

(※1週間分の目安)

【オプション】追加検査

8,5000

コンジローマは通常、視診で診断します。
ただし、梅毒(ばいどく)など他の性感染症との鑑別が必要と医師が判断した場合、ご相談の上で血液検査(採血)を行うことがあります。

  • 採血ベーシックセット
    (梅毒・HIVのセット検査)

当院が選ばれる理由

プライバシーへの徹底配慮

当院は自由診療専門です。保険証の提示が不要で、匿名でのご相談も可能です。人目を気にせず、安心してご来院ください。

22時まで・年中無休の利便性

お仕事帰りや急なご予定でも受診できるよう、夜22時まで・土日祝日も休まず診療しています。LINE予約は24時間受付対応です。

恵比寿駅 徒歩3分の好アクセス

JR恵比寿駅西口から徒歩3分の通いやすい立地です。渋谷・代官山・広尾・目黒エリアからも至近で、お出かけのついでにもご来院いただけます。

受診の流れ・アクセス

ご予約から治療(処方)まで、スムーズにご案内します。
Web(LINE)予約は24時間受付中です。

  1. Web予約

    当院は完全予約制です。お電話またはWeb(LINE)からご希望の日時をご予約ください。

  2. 来院・受付

    ご予約の日時にご来院ください。自由診療のため保険証は不要です。プライバシーに配慮しご案内します。

  3. 診察

    医師が症状を丁寧に視診します。気になること、不安なことは何でもご相談ください。

  4. 処方・会計

    診断に基づき、治療薬(塗り薬)を処方します。使い方を詳しく説明した後、お会計となります。

クリニックへのアクセス

クリニック情報

  • 住所
    〒150-0021
    東京都渋谷区恵比寿西1-2-1 エビスマンション610
  • アクセス
    JR恵比寿駅(西口)より徒歩3分
  • 診療時間
    9:00–22:00(年中無休)

よくあるご質問(FAQ)

保険は使えますか?
当院は自由診療のみ(保険適用なし)です。公的医療保険はご使用になれませんが、その分プライバシーへの配慮や、保険診療の枠にとらわれない柔軟な対応(匿名相談、お薬の処方など)が可能です。
なぜ焼灼(焼く治療)はしないのですか?
当院は、患者様ご自身がご自宅で治療でき、通院の負担や痛みが少ない「外用療法(塗り薬)」を専門としているためです。患者様のライフスタイルに合わせた、負担の少ない治療を第一にご提案します。
治療費は総額でいくらくらいかかりますか?
診察のみの場合は初診料(3,850円)のみです。塗り薬(例:5-FU軟膏 1週間分 7,980円)を処方する場合は、初診料に加えてお薬代がかかります。コンジローマの治療期間には個人差があるため、総額は症状や治療の反応によって変動します。
塗り薬(5-FU)を塗るとどうなりますか?
薬を塗ったイボ(患部)は、数日〜数週間で赤くなったり、びらん(ただれ)が生じたりすることがあります。これは薬が効いている正常な反応ですが、痛みや赤みが強すぎる場合は、すぐに医師にご相談ください。
再発は多いですか?
コンジローマは治療後も、3ヶ月以内に約20〜30%が再発すると言われています。イボが消えた後も、ウイルスが潜伏している可能性があるため、一定期間は経過観察が重要です。
完治までどのくらいかかりますか?
個人差が非常に大きいですが、塗り薬(外用療法)の場合、数週間から数ヶ月(例:イミキモドは最大16週)が目安となります。根気強く治療を続けることが大切です。
いつ受診すべきですか?
イボ状の病変が増える、形がギザギザ・カリフラワー状に見える、またはパートナーから指摘された場合は、すぐに受診してください。自己判断は困難であり、放置すると悪化・多発化する可能性があります。
パートナーも治療が必要ですか?
パートナーにもイボなどの症状が出ている場合は、治療が必要です。また、ご自身に症状がなくても、パートナーに症状がある場合は、一度検査(視診)を受けることを強くお勧めします。
イボがなくなれば通院しなくていいですか?
イボが消失した後も、再発のリスクがあるため、医師が指示する期間(例:3ヶ月程度)は経過観察をお勧めします。自己判断で通院をやめず、必ず医師にご相談ください。

監修医師・参考文献

監修:モイストクリニック 院長 金谷正樹

国際医療福祉大学病院、東京医科歯科大学病院(現東京科学大学病院)などで研鑽を積み、モイストクリニックで性感染症を中心に診療を行っている。日本性感染症学会の会員として活動しており、得意分野である細菌学と免疫学の知識を活かして、患者さまご本人とパートナーさまが幸せになれるような医療を目指している。

当ページは、モイストクリニックの医師の監修のもと、以下の信頼できる情報源(ガイドライン・添付文書)を参照し、医学的根拠に基づいて作成されています。

  • 厚生労働省:性感染症(STI)に関する情報ページ
  • 日本性感染症学会:「性感染症 診断・治療 ガイドライン」
  • 医薬品医療機器総合機構(PMDA):イミキモドクリーム5%(ベセルナクリーム5%)添付文書
  • 医薬品医療機器総合機構(PMDA):フルオロウラシル軟膏(5-FU軟膏)添付文書