【医師監修・写真で比較】梅毒の初期症状かも?痛くない「しこり」や、かゆくない「発疹」は危険なサイン。セルフチェックと検査・治療法を解説

【医師監修・写真で比較】梅毒の初期症状かも?痛くない「しこり」や、かゆくない「発疹」は危険なサイン。セルフチェックと検査・治療法を解説

「あれ、こんなところにできものが…でも痛くないから大丈夫かな?」
「手のひらの赤い発疹、かゆくないけど何だろう?」

そんな見過ごしがちなサイン、実は梅毒の初期症状かもしれません。

近年、特に20代〜30代を中心に報告数が急増している梅毒は、初期段階では痛みやかゆみがないため発見が遅れがちです。しかし、放置すると数年後に心臓や脳に深刻な影響を及ぼすことも。

この記事では、性感染症の専門医が、あなたの不安を解消するために以下の点を写真付きで分かりやすく解説します。

  • すぐわかる!梅毒の初期症状セルフチェック
  • 【写真で比較】時期別の具体的な症状の変化
  • 放置した場合の深刻なリスク
  • 匿名で受けられる即日検査・治療の流れ

思い当たる節がある方も、正しい知識をつけたい方も、まずはご自身の状態を確認することから始めましょう。

【すぐできる】梅毒の初期症状セルフチェックリスト

まずは、ご自身の状態を客観的に振り返ってみましょう。以下の項目で2つ以上当てはまる場合、専門の医療機関での検査を強く推奨します。

  1. 性行為の2〜12週間後、痛みのない「しこり」や「ただれ」が性器・口・肛門にできた
  2. 口唇ヘルペスだと思った潰瘍が、薬を塗っても2週間以上治らない
  3. 風邪でもないのに、手のひらや足の裏に赤褐色の発疹が出た
  4. その発疹はかゆみがなく、市販薬を塗っても1週間以上消えない
  5. 舌や口の中に、白〜灰色の斑点や口内炎のような潰瘍がある
  6. 肛門や性器の周りに、平たくて湿ったイボ状の盛り上がりができた
  7. 発疹とほぼ同時期に、原因不明の発熱、リンパ節の腫れ、強い倦怠感がある
  8. 過去1年以内に、不特定多数または複数の性的パートナーとコンドームを使用しない性交渉があった

【写真でわかる】梅毒の症状はこう進む|時期別の変化と潜伏期間

梅毒は、感染後の時間経過によって症状が変化する特徴があります。放置すれば治ることはなく、体内で静かに進行していきます。

第1期:感染後3週間〜3ヶ月

主な症状:痛みのない「しこり」や「潰瘍」(硬性下疳)

  • 潜伏期間: 感染機会から平均3週間(10日〜90日)で症状が現れます。
  • 特徴: 細菌が侵入した場所(性器、口唇、口腔内、肛門など)に、軟骨のような硬さのある、痛みのない「しこり」ができます。やがて中心部がえぐれて潰瘍になりますが、痛みはほとんど伴いません。
  • 注意点: 1つだけポツンとできることが多く、痛みがないため気づかない、またはニキビや口内炎と勘違いして放置されがちです。この潰瘍は治療しなくても数週間で自然に消えますが、治癒したわけではありません。
口唇にできた痛みのない潰瘍(硬性下疳)の例
写真:口唇にできた痛みのない潰瘍(硬性下疳)の例

第2期:感染後3ヶ月〜3年

主な症状:かゆみのない「赤い発疹」(梅毒性バラ疹)、扁平コンジローマ

特徴1:梅毒性バラ疹
第1期の潰瘍が消えてから数週間〜数ヶ月経つと、全身の皮膚や粘膜にかゆみのない発疹が現れます。特に、手のひらや足の裏に赤褐色の斑点が出るのは、梅毒に特徴的なサインです。アレルギーや薬疹と間違われることもありますが、「かゆみがない」のが大きなポイントです。

手のひらに現れたかゆみのない赤い発疹(バラ疹)の例
写真:手のひらに現れたかゆみのない赤い発疹(バラ疹)の例

特徴2:扁平コンジローマ
肛門や性器の周りなど、湿った部位に平たく盛り上がったイボ(扁平コンジローマ)ができることがあります。ここには梅毒の病原体が多数含まれており、極めて感染力が強い危険な状態です。

肛門周囲にできた扁平コンジローマの例
写真:肛門周囲にできた扁平コンジローマの例

後期梅毒:感染後 数年〜数十年

第2期の症状も治療せずに放置すると自然に消えますが、菌は体内に潜伏し続け、数年〜数十年後に心臓、血管、脳などの神経系が侵され、死に至る可能性もある深刻な合併症を引き起こします。

【ポイント】症状が消えても治ったわけではありません。必ず医療機関で治療が必要です。

他人事ではない?2024-2025年の国内流行と感染経路

  • 全国で高止まり: 2024年の全国報告数は14,663人(速報値)と依然として高い水準です。これは10年前(2014年: 1,661人)の約9倍にあたります。
  • 東京は過去最多: 特に東京都では3,760人を記録。20代女性30代男性の感染が目立ちます。
  • 主な感染経路: 主な原因は、梅毒感染部位と粘膜や皮膚が直接接触することです。オーラルセックスやアナルセックスを含む、あらゆる性行為で感染リスクがあります。キスによる感染も稀に報告されています。

不安になったらすぐ相談|恵比寿モイストクリニックの梅毒即日検査・治療

セルフチェックで当てはまった方、少しでも不安な方は、できるだけ早く検査を受けてください。当院では、プライバシーに配慮した自由診療で、スピーディーな検査・治療を提供しています。

ステップ内容(保険適用外・自由診療)所要時間
① 受付・問診Webからの事前問診でスムーズにご案内。匿名での受診も可能です。約5分
② 採血検査スタンダード検査:4,500円(結果は最短翌日LINEで通知)
【お急ぎの方へ】即日オプション:+4,000円最短90分で結果が判明します。
約10分
③ 結果説明・治療陽性の場合は、医師が丁寧に結果を説明し、その場で治療を開始します。
・飲み薬(14日分):アモキシシリン 14,980円
・注射(1回):ステルイズ 29,800円
約30分
④ フォローアップ治療効果を確認するため、服薬3週間後の再検査を推奨しています。(追加費用なし)

【当院の特長】

  • 保険証不要で受診できる完全自由診療
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梅毒に関するよくある質問(FAQ)

Q. 症状が消えれば自然治癒しますか?

A. いいえ、絶対にしません。症状が消えるのは、病気が「潜伏期」に入っただけで、菌は体内に残り続けます。数年後に深刻な事態を招く前に、必ず抗生剤による治療を受けてください。

Q. パートナーも同時に検査したほうがいいですか?

A. はい。ご自身が陽性だった場合、症状がなくてもパートナーが感染している可能性が非常に高いです(ピンポン感染)。お互いのために、必ず同時に検査・治療を行ってください。

Q. 妊娠中でも検査できますか?

A. 可能です。むしろ、必ず受けるべき検査です。妊婦健診でも行われますが、妊娠中に感染すると胎児に感染し、深刻な「先天梅毒」を引き起こすリスクがあります。早期発見・治療で防ぐことができます。

Q. 検査はいつ受けるのがベストですか?

A. 感染が疑われる行為から4週間以上経過していれば、精度の高い血液検査(TP抗体法・RPR法)で判定が可能です。不安な場合は、まず一度ご相談ください。

まとめ:梅毒は早期発見・早期治療が何よりも重要です

この記事の重要なポイントをまとめます。

  • 初期症状は「痛みのない潰瘍」や「かゆみのない発疹」で見逃しやすい。
  • セルフチェックで2項目以上当てはまれば、すぐに検査を検討しましょう。
  • 放置は絶対にNG。心臓・脳・胎児への深刻な合併症リスクがあります。
  • 恵比寿駅近くのモイストクリニックなら、匿名での即日検査(+4,000円)・当日治療まで可能です。

少しの勇気で、あなたとあなたの大切な人の未来を守ることができます。まずは一歩、踏み出してみませんか。

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🖊️ この記事の執筆者

監修:泌尿器科医 宮田(モイストクリニック)
国立信州大学医学部医学科を卒業後、川崎市立井田病院にて初期研修を修了。都内大学病院の泌尿器科に入局し、性感染症分野で専門性を深める。
日本性感染症学会、日本感染症学会、日本性機能学会などに所属し、現在は薬剤耐性淋菌に対する新規抗生剤の研究に携わりながら、性感染症および泌尿器科疾患の診療にあたっている。

本記事は国立感染症研究所、厚生労働省、米CDCガイドラインおよびモイストクリニック公式サイトの公開情報を基に、宮田医師の監修のもと作成しています。