
「つらい食事制限や運動を頑張っても、結局リバウンドしてしまう…」
「年齢とともに代謝が落ちて、昔のように痩せられなくなった…」
もしあなたが、これまでのダイエットに限界を感じているなら、この記事が“最後のダイエット”への道しるべになるかもしれません。
はじめまして、モイストクリニック院長の金谷正樹です。
近年、医療の力で体重管理を行う「メディカルダイエット」が注目されています。その中でも、週1回の自己注射で平均-21.2%という驚異的な減量効果(※)が報告され、”痩せホルモン注射”の次世代薬として期待されているのが『マンジャロ®(一般名:チルゼパチド)』です。
しかし、新しい薬には期待だけでなく、副作用や費用、リバウンドの不安もつきものですよね。
そこでこの記事では、最新の臨床試験データ(SURMOUNT試験)に基づき、
- なぜマンジャロはこれまでのGLP-1注射より効果が高いのか?
- 本当にリバウンドしないのか?(3年間の追跡データあり)
- 副作用(特に注意すべきイレウス)のリスクと対策
- 治療にかかるリアルな費用
といった皆様の疑問に対し、専門医の立場から、どこよりも分かりやすく徹底解説します。ご自身が治療の対象になるかどうかの判断材料として、ぜひ最後までお読みください。
※SURMOUNT-1試験において15mg投与群で観察された72週時点での体重減少率。
1. そもそもマンジャロ(チルゼパチド)とは?新世代の医療ダイエット注射
マンジャロ®は、2023年に日本で承認された新しい医薬品です。
- 一般名: チルゼパチド
- 分類: GIP/GLP-1受容体作動薬
- 国内での保険適応: 2型糖尿病
※肥満症への使用は、医師の判断のもとで行われる自由診療となります。 - 特徴: これまでのGLP-1受容体作動薬(サクセンダやオゼンピックなど)の効果に加え、GIPというもう一つのホルモンにも同時に作用する世界初の持続性GIP/GLP-1受容体作動薬です。
【POINT】
GLP-1単剤よりも強力な食欲抑制と代謝アップ効果が期待できる、まさに“ハイブリッド型”のメディカルダイエット治療と言えます。
2. なぜ痩せる?食欲と代謝に効くマンジャロ「ダブル作用」の仕組み
マンジャロがなぜ高い痩身効果をもたらすのか。それは「GIP」と「GLP-1」という2つのホルモンの働きを同時に活性化させることに秘密があります。
ホルモン | 本来の作用 | マンジャロによる効果 |
---|---|---|
GLP-1 | 脳の満腹中枢を刺激し、胃の内容物の排出を遅らせる | 食欲が自然に低下し、少ない食事量で満足できるように。血糖値のコントロールも改善。 |
GIP | 脂肪組織に働きかけ、エネルギー消費を促す | 体脂肪の燃焼を促進。インスリン分泌を調整し、脂肪の蓄積を抑制。 |
この2つの作用が組み合わさることで、「摂取カロリーの減少」と「消費カロリーの増加」という、ダイエットに不可欠な2つの要素を同時に、かつ強力にサポートするのです。
3. 【衝撃データ】マンジャロのダイエット効果は平均-21.2%!臨床試験が示す驚きの実力
マンジャロのダイエット効果は、世界的に権威のある複数の臨床試験(SURMOUNT試験)で証明されています。
試験名 | 主な結果 | 期間 |
---|---|---|
SURMOUNT-1 | 最大用量(15mg)で平均-21.2%の体重減少(72週時点)。さらに3年後も平均-19.4%を維持。 | 3年以上 |
体重推移の解析 | 投与された人の約3分の1が、-30%を超える体重減少を達成(最速群)。 | 3年 |
SURMOUNT-5 | 直接比較試験で、セマグルチド(ウゴービ)の-13.7%に対し、マンジャロは-20.2%と、約1.5倍強力な効果を示した。 | 72週 |
【要約】
マンジャロのダイエット効果は、平均すると約-20%前後ですが、体質や投与量によっては-30%を超える減量も十分に期待できます。これは従来のGLP-1ダイエット注射の常識を覆すほどのインパクトです。
4. ダイエットだけじゃない!将来の糖尿病リスクを94%も下げる健康効果
マンジャロのメリットは、体重減少だけにとどまりません。
肥満(または過体重)で、糖尿病予備群(前糖尿病状態)の人々を対象とした研究では、マンジャロを投与したグループは、プラセボ(偽薬)グループに比べて将来的に2型糖尿病を発症するリスクが94%も減少したことが報告されました(ハザード比 0.06)。
これは、マンジャロが単に体重を落とすだけでなく、体内の糖代謝を根本から改善し、長期的な健康にも大きく貢献することを示唆しています。
5. 【重要】マンジャロの副作用と注意点|イレウス等のリスクと安全対策
高い効果を持つ医薬品には、必ず副作用のリスクが伴います。安全に治療を進めるため、主な副作用と対処法を正しく理解しておきましょう。
頻度 | 主な症状 | 対処法 |
---|---|---|
よくある(特に治療初期) | 吐き気、下痢、便秘 | 脂っこい食事を避ける、一度に食べる量を減らし回数を増やす、などで軽減できます。多くは体が慣れるにつれて自然に治まります。 |
ときどき見られる | 食欲不振、倦怠感、頭痛 | 症状に応じて投与量を調整します。無理せず医師にご相談ください。 |
重要(すぐに受診が必要) | 急性膵炎、腸閉塞(イレウス) | 我慢できないほどの持続的な腹痛、嘔吐が続く場合は、ただちに投与を中止し、医療機関を受診してください。 |
特に腸閉塞(イレウス)は、2025年7月に日本の医薬品医療機器総合機構(PMDA)によって「重大な副作用」として正式に追記されました。過去にお腹の手術歴がある方や、腸閉塞の既往がある方は、治療開始前に必ず医師に申し出る必要があります。
当院では、こうしたリスクを最小限に抑えるため、問診と診察に十分な時間をかけています。
6. モイストクリニックのチルゼパチド治療【ゼップバウンドを使用】
当院では、この記事でご紹介してきた「マンジャロ」と全く同じ有効成分「チルゼパチド」を含む、肥満症治療薬『ゼップバウンド(Zepbound®)』を用いて治療を行います。
【ポイント】なぜゼップバウンドを使用するの?
「マンジャロと名前が違うけど、効果は同じなの?」と疑問に思われたかもしれません。ご安心ください。「ゼップバウンド」と「マンジャロ」は、どちらも同じ製薬会社(イーライ・リリー社)が開発した、同じ有効成分(チルゼパチド)の薬剤です。いわば姉妹薬のような関係で、有効性や安全性、副作用は同等です。
両者の違いは主に販売されている国での承認目的です。「マンジャロ」が主に2型糖尿病治療薬として承認されているのに対し、「ゼップバウンド」はアメリカのFDA(食品医薬品局)などで肥満症治療薬として正式に承認されています。
そのため、当院ではダイエット・減量を目的とされる患者様に対し、よりその目的に合致した「ゼップバウンド」を、医師の判断のもと正規の手続きで購入し、処方しております。これまで解説してきた減量効果や臨床試験データは、そのままゼップバウンドにも当てはまりますので、ご安心ください。
当院では、単にゼップバウンドを処方して終わり、にはいたしません。患者様一人ひとりが安心して目標を達成し、治療後も健康的な体を維持できるよう、恵比寿という土地柄、お忙しい方でも続けやすい独自のサポート体制を整えています。
モイストクリニックが選ばれる3つの理由
- 徹底した個別カウンセリング: 治療のメリットだけでなく、副作用やリスク、費用について医師が丁寧に説明し、ご納得いただいた上で治療を開始します。無理な勧誘は一切ありません。
- オンライン診療に完全対応: 初診からフォローアップまで、スマートフォンやPC一つで完結。お忙しい方や遠方の方でも、恵比寿の専門的な医療ダイエットを継続できます。
- 治療後のリバウンド防止プログラム: 治療終了後が本当のスタートです。当院では、ご希望に応じて体型を維持するための生活習慣アドバイスなど、サポートプランもご用意しています。
▼治療フロー
- 初診カウンセリング(オンライン診療にも対応)
- 必要に応じて各種検査(血液・尿検査など)
- 処方の可否と用量の決定
- 初回処方と自己注射方法の説明(分かりやすいマニュアル付き)
- 定期フォローアップ(4-12週ごとに体重測定と副作用のチェック)
▼費用目安(自由診療)
- 初診料: 0円
- 薬剤費(ゼップバウンド): 1本あたり 4,000円 〜(用量により変動)
※価格は為替や流通状況により変動する可能性があります。最新の価格はカウンセリング時にご確認ください。
7. メディカル ダイエットに関するよくあるご質問(FAQ)
Q1. いつから効果を実感できますか?
A1. 個人差はありますが、多くの方が投与開始後4〜8週間で体重の減少傾向を感じ始めます。効果が顕著になるのは、一般的に3〜6ヶ月目からです。
Q2. リバウンドはありますか?
A2. SURMOUNT-1試験では、治療を継続した人の70%が3年後も体重の再増加を5%未満に抑えられていました。ただし、投与中止後に生活習慣が元に戻ればリバウンドのリスクはあります。当院では治療後の維持プログラムもご提案しています。
Q3. 保険は使えますか?
A3. 当院では肥満症やダイエットを目的としていますので、全額自己負担の自由診療です。
まとめ:医師の管理下で、最後のダイエットを始めませんか?
マンジャロ(チルゼパチド)によるメディカルダイエットについて、ご理解いただけたでしょうか。
- 平均-21.2%、最速群では-30%超の、これまでにない高い減量効果
- 3年後も-19.4%を維持する長期効果と、糖尿病リスクの低減
- イレウス等の重篤な副作用リスクを理解し、医師の管理下で安全に
マンジャロは、正しく使えば、あなたの長年のダイエットの悩みに終止符を打つ強力な選択肢となり得ます。
まずは無料カウンセリングで、
あなたのダイエットのお悩みをお聞かせください
「自分はマンジャロの対象になる?」
「副作用がやっぱり心配…」
「総額でいくらかかるのか詳しく知りたい」
どんな些細な疑問や不安でも構いません。専門の医師が、あなたの状況に最適なプランをご提案します。
相談したからといって、治療を強要することは一切ありません。
まずはお話を聞いてみる、というお気持ちで、お気軽にご連絡ください。
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🔖 監修者情報

執筆:泌尿器科医 宮田(モイストクリニック)
国立信州大学医学部医学科を卒業後、川崎市立井田病院にて初期研修を修了。都内大学病院の泌尿器科に入局し、性感染症分野で専門性を深める。
日本性感染症学会、日本感染症学会、日本性機能学会などに所属し、現在は薬剤耐性淋菌に対する新規抗生剤の研究に携わりながら、性感染症および泌尿器科疾患の診療にあたっている。
🖊️ この記事の執筆者

執筆:モイストクリニック院長 金谷 正樹
国際医療福祉大学病院、東京医科歯科大学病院(現東京科学大学病院)などで研鑽を積み、モイストクリニックで性感染症を中心に診療を行っている。日本性感染症学会の会員として活動しており、得意分野である細菌学と免疫学の知識を活かして、患者さまご本人とパートナーさまが幸せになれるような医療を目指している。
【医療広告ガイドラインに関する注記】
- 本記事は、医療情報の提供を目的としたものであり、特定医薬品のプロモーションを意図するものではありません。
- マンジャロの肥満症への適用は、国内では未承認の適応外使用です。治療は、医師の判断と責任のもと、十分なインフォームド・コンセントを得て行われる自由診療となります。
- 記事内の減量効果に関する数値は、臨床試験データに基づくものであり、全ての方に同様の効果を保証するものではありません。