
0. 導入ストーリー──祭りのあとの余韻と“不安”
AM 2:00、広大な自然に囲まれたフェス会場。鳴り止まないアンコールの余韻と熱気、少しのアルコール。理性のタガを外し、コンドームを忘れたまま意気投合した相手とテントへ──。
汗と土埃にまみれた身体で迎えた朝。「最高に楽しかった…でも、もしかして」。スマホの電波を探しながら、心地よい疲労感の中に、無視できない不安の種が芽生える。
大丈夫、まだ間に合います。 そんなあなたのための72時間が、今まさに始まりました。
1. なぜ夏は要注意?フェス・旅行でSTIリスクが高まる理由
夏は、心と体が開放的になる季節。しかし、その裏ではSTI(性感染症)のリスクが潜んでいます。
- 開放的な気分とアルコール: 日常から離れた高揚感やアルコールの影響で、リスク判断が甘くなりがちです。
- 出会いの流動化: フェス、ビーチ、旅行先では、新しいパートナーと出会う機会が増えます。
- 皮膚バリアの低下: 強い日差しによる紫外線や汗は、皮膚のバリア機能を低下させ、感染しやすい状態を作ることがあります。
- 疲労による免疫力の低下: 徹夜や長距離移動による疲労は、体の抵抗力を弱め、感染への扉を開きやすくします。
これらの要因が重なることで、特に梅毒・クラミジア・淋菌といった細菌性STIの感染リスクが高まるのです。
2. ドキシペップ(Doxy-PEP)とは? “あと飲み”できるSTI予防薬
ドキシペップ(Doxy-PEP)は、リスクのある性行為の後に服用することで、特定の細菌性STIを予防する方法です。
- 飲み方: 性行為の後72時間以内に、抗菌薬「ドキシサイクリン」200mgを1回服用します。
- 予防効果: 臨床試験では、梅毒のリスクを87%、クラミジアを88%、淋菌を55%低下させたと報告されています。
- 副作用: 約半数の方に軽度から中等度の胃腸症状(吐き気など)が見られます。そのため食後の服用を推奨しています。まれに光線過敏症(日光で皮膚に異常が出ること)の報告もあります。
- 服用タイミング: 理想は24時間以内。48時間以内でも十分な効果が期待でき、72時間が最終ラインです。
- 注意点: 抗菌薬の乱用は、薬が効かない耐性菌を生むリスクがあります。必ず医師の指導下で服用し、自己判断での継続使用や他人への譲渡は絶対に避けてください。
対象になりやすい人
過去1年以内に細菌性STIの既往歴があるMSM(男性と性交渉する男性)やトランスジェンダー女性で有効性が報告されていますが、フェスや旅行などで一時的にハイリスクな行為があったヘテロセクシュアルの男女も、予防の選択肢として医師に相談することが可能です。
【注意】個人輸入の危険性
最近、海外からドキシサイクリンを個人輸入するケースが見られますが、偽造薬や品質が保証されない薬のリスク、適切な用法用量を守れない危険性があります。安全な予防のため、必ず国内の医療機関で処方を受けてください。
3. 72hカウントダウン──行動タイムライン
不安を感じた瞬間から、あなたのアクションが始まります。
フェーズ | あなたがやること | ドキシペップ豆知識 |
---|---|---|
0–12 h 帰路 | スマホでオンライン診療を予約。帰りの電車やバスの中でビデオ診療を受ける。 | 東京23区など主要都市部では、当日バイク便で薬が到着可能です。 |
12–24 h 帰宅 | 配送またはクリニックで薬を受け取り、すぐに服用する。 | 24時間以内の服用は、最も高い予防効果が期待できます。 |
24–48 h | 副作用がないか体調をチェック。可能ならパートナーにも連絡し、2~4週後のための検査キットを手配する。 | 主要都市部以外でも1-2日で配送が可能です。 |
48–72 h | もし飲み忘れていたら、気づいた時点ですぐに服用する。念のため、2~4週後の検査予約を入れておく。 | “飲まない”より“遅れてでも飲む”方が、リスクを大きく下げられます。 |
4.【利用イメージ】フェス帰りのAさん(20代)の場合
AM 7:18 最寄りのターミナル駅のホーム
「バスで寝落ちする前に…!」人でごった返すホームの隅で、震える手でスマホを操作。クリニックのサイトを見つけ、簡単な問診票を入力。電波が安定しているうちに予約を完了! 10分後には、指定した新幹線の車内で医師とのビデオ通話が始まった。周りの乗客を少し気にしつつも、イヤホンのおかげでプライバシーは守られた。AM 10:42 都内の主要駅に到着
診療と決済はスマホで完結。「本日14-17時便で発送しました」の通知に、少しだけ肩の荷が下りる。PM 3:35 自宅のインターホンが鳴る
フェスのリストバンドを外しながら、バイク便を受け取る。行為からわずか15時間で服用達成。「これで安心して、フェスの写真をSNSにアップできる…!」 不安が消え、楽しかった思い出だけが心に残った。
5. よくある質問(Q&A)
Q. アフターピルとはどう違うのですか?
A. アフターピルは意図しない妊娠を防ぐためのホルモン薬です。一方、ドキシペップは細菌性STI(性感染症)を予防するための抗菌薬です。目的が全く異なるため、混同しないようご注意ください。両方のリスクがある場合は、それぞれに合った対処が必要です。
Q. 女性も使えますか?
A. シスジェンダー女性(生まれた時に女性と割り当てられ、自身も女性と認識している方)におけるドキシペップの有効性は、まだ研究段階でエビデンスが限定的です。しかし、ご希望の場合は医師と有効性・リスクについて十分に相談した上で、処方を検討することが可能です。
Q. 喉の検査も必要ですか?
A. はい、オーラルセックスによる咽頭(のど)への感染は、症状が出ないことが多く見逃されがちです。パートナーに感染を広げてしまうリスクもあるため、性器と合わせて咽頭のPCR検査を同時に受けることを強く推奨します。
Q. 保険は利きますか?
A. 予防目的での処方は自費診療(保険適用外)となります。当院のオンライン診療では、全国どこからでも受診・処方が可能で、お薬をご自宅までお届けします(一部地域は翌日以降の配送)。
Q. 副作用が心配です。
A. 最も多いのは吐き気などの胃腸症状です。空腹時を避け、食事や多めの水と一緒に服用することで軽減できます。万が一、症状が強い場合はすぐにクリニックにご相談ください。
Q. 耐性菌が生まれるって本当ですか?
A. 処方された用法・用量を守らずに抗菌薬を使用すると、薬が効かない「薬剤耐性菌」を生むリスクがあります。そのため、予防内服はあくまで一時的な緊急措置です。医師の指導のもと、必要な時にだけ正しく使用することが極めて重要です。
6. 検査もセットで──目的別STI検査パッケージ
予防薬を飲んでも、100%防げるわけではありません。また、ドキシペップが効かない他のSTI(HIV、肝炎など)の可能性も考えて、検査を組み合わせるのが最も安心です。
セット名 | こんな人におすすめ | 主な検査内容 |
---|---|---|
ベーシック | 一夜限りの関係があった | 性器 淋菌・クラミジア |
スタンダード | フェス帰り/オーラルセックスがあった | 上記+咽頭 淋菌・クラミジア+梅毒・HIV |
アドバンス | 複数のパートナーがいた | スタンダード+B型・C型肝炎抗体 |
コンプリート | 妊活・結婚前など徹底的に調べたい | 全14項目(上記+トリコモナス 等) |
※B型肝炎ワクチンの抗体は、接種後10年以上経つと20~50%の人が防御レベル未満に低下するという報告もあります。定期的な抗体チェックをおすすめします。
7. ドキシペップで始める夏の性感染症予防キャンペーン(2025年7月25日〜8月31日)
旅行やイベント、出会いの増える夏は、性感染症(梅毒・クラミジア・淋菌など)のリスクも高まりやすい季節。
「もしも」に備えて、予防という選択肢を考えてみませんか?
今、性感染症の予防策として注目されているのが【ドキシペップ(Doxy-PEP)】です。
性行為後に抗菌薬を内服することで、性感染症の感染リスクを減らすことができるとされています。
当院では、そんなドキシペップをより多くの方に知っていただくため、期間限定のキャンペーンを実施中です。
🗓キャンペーン概要
- キャンペーン名:ドキシペップで始める夏の性感染症予防キャンペーン
- 期間:2025年7月25日(金)〜8月31日(日)
- 対象薬剤:ドキシペップ(1回分/2錠)
- 価格:通常2,200円 → キャンペーン価格 1,800円(税込)
- 対応方法:匿名相談・オンライン診療可
🧑⚕️こんな方におすすめです
- 夏に予定がある方、自由に過ごしたい方
- 不特定多数との性接触の可能性がある方
- 予防に前向きなパートナーとの選択肢として
- 性感染症が不安だけど検査や通院に抵抗がある方
ご予約・ご相談は24時間対応の公式LINEへお気軽にどうぞ。
8. まとめ──72時間を味方につけて、最高の夏を守ろう
- 夏フェスや旅行は、気分が高揚する一方でSTIリスクが高まる季節。
- ドキシペップは、性行為の後72時間以内(理想は24時間以内)に200mg飲むことで、特定の細菌性STIを予防できる新しい選択肢。
- 予防薬と検査を組み合わせることで、安心感は格段にアップします。
- 夏限定のキャンペーンを利用すれば、お得に検査と予防が可能です。
帰りの電車が動き出した瞬間から、72時間のカウントダウンは始まっています。
ためらわずに、賢く、素早い“あと飲み”のアクションで、夏の美しい思い出を後悔に変えないようにしましょう。
モイストクリニック(恵比寿)のご案内
モイストクリニックは、東京都渋谷区恵比寿にある【性感染症・男性科・婦人科】の専門クリニックです。
プライバシーに配慮した診療体制で、初めての方でも安心してご相談いただけます。
当院では、対面・オンラインのどちらでも診療が可能。お仕事やご予定の合間でも受診しやすいよう、平日夜間(22時まで)や土日祝日も診療しています。
LINE公式アカウントでは、
🟢 ちょっとしたご相談も気軽にメッセージで受付中
🟢 検査・診療のご予約もLINEから24時間OK
🟢 受診に関するご質問も匿名でOK
と、身近なパートナーとしていつでもご利用いただけます。
まずはお気軽にLINEで友だち追加してみてください👇
▶ LINEで友だち登録する
【アクセス】
〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西1-2-1 エビスマンション610
(JR「恵比寿駅」西口より徒歩3分)
➡️ クリニックへの詳しい道順はこちら
【ご予約・お問い合わせ】
📱 LINE: @696ufkcc(友だち追加で予約・相談OK)
📞 電話:050-8885-0783(「ホームページを見た」とお伝えいただけるとスムーズです)
💻 Web予約:LINEから24時間受付中!
症状に心当たりのある方や不安がある方も、ぜひ一度ご相談ください。
🔖 監修者情報

監修:モイストクリニック院長 金谷 正樹
国際医療福祉大学病院、東京医科歯科大学病院(現東京科学大学病院)などで研鑽を積み、モイストクリニックで性感染症を中心に診療を行っている。日本性感染症学会の会員として活動しており、得意分野である細菌学と免疫学の知識を活かして、患者さまご本人とパートナーさまが幸せになれるような医療を目指している。
🖊️ この記事の執筆者
監修:泌尿器科医 宮田(モイストクリニック)
国立信州大学医学部医学科を卒業後、川崎市立井田病院にて初期研修を修了。都内大学病院の泌尿器科に入局し、性感染症分野で専門性を深める。
日本性感染症学会、日本感染症学会、日本性機能学会などに所属し、現在は薬剤耐性淋菌に対する新規抗生剤の研究に携わりながら、性感染症および泌尿器科疾患の診療にあたっている。