アフターピル(緊急避妊薬)

医学確認:金谷正樹 医師(2026年9月12日)

服用時期・料金・受取方法

アフターピルは、避妊をしなかった・コンドームが破れたなどの性交後に、妊娠の可能性を下げるために使う薬です。できるだけ早く服用することが大切です。

モイストクリニックでは、レボノルゲストレル錠1.5mgを処方しています。恵比寿での対面診療と、初診からのオンライン診療に対応しています。

今、アフターピルが必要な方へ

性交した日時をお伝えください。当日の診療・受取方法をご案内します。72時間を過ぎた方・日時が分からない方は、服用の期限と相談先もご確認ください。

電話 050-8885-0783(9:00〜22:00)
LINE受付は24時間。返信・診療開始までお時間をいただく場合があります。

服用するまでの時間

性交後72時間以内に、できるだけ早く

当院で処方するレボノルゲストレル錠は、性交後72時間以内に1.5mgを1回服用する薬です。予約や受取を済ませるだけでなく、服用までの時間を考えて受診・受取方法を選びます。[1]

72時間以内
まだ時間があっても待たずに相談し、できるだけ早く服用してください。
72時間超〜
120時間以内
医師が個別に対応を判断します。当院ではレボノルゲストレルを処方する場合がありますが、72時間を超える使用は国内承認の用法外(適応外)です。他の選択肢について、産婦人科などへの相談も検討してください。
120時間を
過ぎた・日時不明
対応できる方法や妊娠確認の時期を、産婦人科などの医療機関へ速やかに相談してください。

薬の働きと、できないこと

主に排卵を抑えたり遅らせたりして作用します。すでに成立した妊娠を中絶する薬ではありません。排卵の状況などによって効果は異なり、服用しても妊娠を完全には防げません。[2]

「安全日だと思う」「膣外で射精した」という情報だけで、妊娠の可能性がないとは判断できません。不安のある性交が複数回あった場合は、すべての日時を医師へ伝えてください。[3]

72時間を超える処方について

レボノルゲストレル錠の国内承認用法は性交後72時間以内です。当院では医師が必要性を判断し、120時間以内の方に適応外で処方する場合があります。国内で承認された製剤を使用します。

WHOは緊急避妊薬について性交後120時間以内のできるだけ早い使用を案内していますが、72〜120時間ではウリプリスタールが他の緊急避妊薬より有効としています。当院はウリプリスタールや銅付加IUDを提供していません。[2]

適応外使用では医薬品副作用被害救済制度の対象とならない場合があります。対象の判断は個別に行われます(PMDAの制度案内)。期待できる効果、リスク、他の選択肢を診察時に説明します。

処方する薬と費用

レボノルゲストレル錠1.5mg・13,500円

当院の採用品はレボノルゲストレル錠1.5mgです。1回分は1錠で、先発品のノルレボは取り扱っていません。

薬1回分・処方時の診察料を含む

13,500円(税込)

来院・オンライン共通/配送を利用する場合は送料別

診察料・送料を含めた費用の内訳(税込)
項目金額・条件
薬代レボノルゲストレル錠1.5mg・1錠:13,500円
診察料薬を処方する場合:0円
薬の処方を伴わない診察の場合:初診2,500円/再診1,500円
通常配送送料400円
薬1回分+通常送料の合計:13,900円
バイク便地域・時間などにより個別にご案内します。

アフターピルは健康保険の対象外となる自由診療です。保険証は使用しません。追加の検査などが必要な場合は、その内容と費用を別途ご案内します。

ピルの料金一覧を見る →

来院・オンライン診療後のお受け取り

服用までの時間で受取方法を選ぶ

オンライン診療を受けたあとに、クリニックで受け取ることもできます。配送を希望する場合は、発送日だけでなく、届いて服用できる時刻を確認してください。

当院で対応している受取方法
方法受取前に確認すること
院内受取当日の診療・受取時間を確認してご来院ください。
24時間受取深夜・早朝などに恵比寿で受け取りたい方へ。診察・処方後、受取準備が整ったお薬を受け取れる仕組みがあります。具体的な方法は個別にご案内します。
代理受取服用するご本人の診察が必要です。診察後に、パートナーなどによる受取をご相談いただけます。
通常配送送料400円。お届け先・発送時刻により到着まで時間がかかるため、急ぐ場合は他の受取方法もご相談ください。
バイク便対応できる地域、到着見込み、料金を個別に確認します。

深夜・早朝に必要になった場合

LINEは24時間受け付けています。オンライン診療は深夜帯にも可能な限り対応しますが、返信・診療開始までお時間をいただく場合があります。24時間受取は、いつでもすぐに診察・処方できるという意味ではありません。

服用の期限が迫っている場合は、当院からの返信を待ち続けず、診療中の医療機関や対応薬局も確認してください。

薬局での購入方法を見る →

予約から服用まで

診療は3つのステップ

  1. 予約・相談

    WEB予約またはLINE・電話で「アフターピル希望」とお伝えください。性交した日時と、来院・オンラインの希望を確認します。未成年の方は保護者の同意または同伴が必要です。事情がある場合は、未成年の受診についてをご確認のうえ、ご相談ください。

  2. ご本人の診察

    最終月経、月経周期、性交日時、避妊状況、持病、使用中の薬などを伺い、処方の適否を判断します。初診からオンライン診療も可能です。症状などによって、検査・来院・産婦人科への紹介が必要な場合があります。

  3. 会計・受取・服用

    処方が決まったら、お支払いと受取方法をご案内します。医師の指示に従い、できるだけ早く服用してください。服用した日時も記録しておきましょう。

恵比寿で受診する方へ

対面診療:14:00〜22:00(最終対面予約枠21:40)
土日祝も通常どおり診療しています。臨時の変更は個別にご案内します。

JR恵比寿駅から徒歩3分
東京都渋谷区恵比寿西1-2-1 エビスマンション610

妊娠検査は処方前に一律で必要なわけではありません。必要に応じて当院で検査するか、医師が紹介先をご案内します。

オンライン診療の案内を見る →

診察でお伝えいただきたいこと

持病・お薬・授乳中の方の注意点

重い肝臓の病気がある方、妊娠が判明している方、この薬の成分でアレルギーを起こしたことがある方は、レボノルゲストレル錠を使用できません。妊娠の可能性がある場合や、肝臓・腎臓・心臓などの病気がある場合も、診察時にお伝えください。[1]

  • 使用中のお薬・サプリメント:一部の抗てんかん薬、結核やHIVの治療薬、セント・ジョーンズ・ワート含有食品などは効果に影響することがあります。お薬手帳など、薬の名前が分かるものをご準備ください。
  • 授乳中:電子添文では服用後24時間は授乳を避けるよう案内されています。授乳の状況を伝え、服用と授乳再開の方法を医師へ確認してください。[1]

併用薬を自己判断で中止したり、アフターピルを追加したりせず、医師へご相談ください。

服用したあとに

副作用への対応と妊娠の確認

吐き気、頭痛、眠気・だるさ、腹痛、不正出血、月経の時期の変化などが起こることがあります。症状の程度や続く期間には個人差があります。[1]

服用後2時間以内に吐いたとき

速やかに当院へご連絡ください。薬が十分に吸収されていない可能性があり、医師が追加服用の必要性を判断します。[2]

出血だけでは避妊できたか分かりません

服用後の出血と月経を区別できないことがあります。「出血があったから大丈夫」と判断せず、妊娠検査で確認してください。[1]

服用3週間後
ご自身で妊娠検査薬を使って確認することをおすすめします。
生理予定日を
1週間過ぎても来ない
ご自身で妊娠検査を行い、必要に応じて医療機関へ相談してください。
陽性・強い腹痛・
異常な出血がある
産婦人科を受診してください。強い痛みや大量出血、失神などがある場合は、検査予定日やLINEの返信を待たずに受診してください。

当院では、服用後の妊娠検査はご自身で行うことをおすすめしています。検査結果や体調についてのご相談を受け、必要に応じて産婦人科をご案内します。

医療機関以外での入手

対応する薬局でも購入できます

2026年2月2日から、要指導医薬品のノルレボが、要件を満たした薬局・ドラッグストアで販売されています。すべての薬局で買えるわけではないため、在庫と担当薬剤師の対応時間を事前に確認してください。[4][5]

クリニックと薬局で異なる点
入手先手続き・受取
当院ご本人が医師の診察を受け、処方が決まったら院内受取・代理受取・配送などをご案内します。
対応薬局服用するご本人が来店し、研修を修了した薬剤師の説明を受けます。購入できる場合は、その場で服用します。[5]

厚生労働省の対応薬局一覧・販売の案内を見る →

医師のオンライン診療を受けて薬を配送してもらう方法と、診察なしの海外通販・個人輸入は異なります。個人輸入では品質や到着時刻を確かめにくいため、緊急時の入手先は医療機関・対応薬局で確認してください。厚生労働省の注意喚起

その後の避妊と性感染症

服用後の性交にも避妊が必要です

アフターピルを飲んでも、その後の性交に対する避妊効果は保証されません。コンドームなどで避妊し、今後の低用量ピルの使用もご相談ください。[3]

低用量ピルについて調べる →

アフターピルでは性感染症を防げません。感染が心配な性交だった場合は、検査や予防の相談が別に必要です。HIVへの感染が懸念され、性交から72時間以内の場合は、PEP(曝露後予防)の適否について速やかに医療機関へ相談してください。

受診前のよくあるご質問

未成年・プライバシー・飲酒について

未成年でも受診できますか?

当院では、未成年の方は保護者の同意または同伴を必要としています。事情がある場合は、まずご相談ください。法令・院内運用に基づいて個別に対応を判断します。

家族に知られずに受診できますか?

自由診療のため保険証は使いません。診療・決済・受取ではプライバシーに配慮しますが、決済明細や配送通知などに情報が残る場合があります。連絡先や受取方法に不安がある場合は、手続きの前にご相談ください。未成年の方の同意・同伴の扱いは、上記のとおりです。

飲酒してしまいました。どうすればよいですか?

飲酒した量や体調を医師へ伝えてください。服用前後の過度な飲酒は控えましょう。服用後に吐いた場合の対応は、副作用への対応をご確認ください。

医師紹介

金谷正樹 医師

モイストクリニック 院長

金谷 正樹Masaki Kanaya

国際医療福祉大学病院、東京医科歯科大学病院(現 東京科学大学病院)などで研鑽を積み、モイストクリニックにて性感染症を中心に診療。日本性感染症学会の会員として活動しています。

医師の詳しいプロフィールを見る →

参考文献・出典

  1. PMDA:レボノルゲストレル錠1.5mg「F」電子添文
  2. WHO:Emergency contraception
  3. 日本産科婦人科学会:緊急避妊法の適正使用に関する指針(令和7年改訂版)
  4. 厚生労働省:緊急避妊薬の調剤・販売について
  5. 第一三共ヘルスケア:ノルレボ製品情報・購入方法

性交した日時と、受取の希望をお伝えください

薬を服用するまでの時間を考えて、診療と受取方法をご案内します。

電話 050-8885-0783(9:00〜22:00)
返信・診療開始までお時間をいただく場合があります。