「痛くもかゆくもないけど、あのときのことが気になる」
「一回だけだし大丈夫…と言い聞かせているけど、正直ちょっと怖い」
性病(性感染症)は、症状がまったく出ないまま進行することが少なくありません。
その間にパートナーへうつしてしまったり、将来の妊娠や健康に重大な影響が出ることもあります。
モイストクリニック恵比寿では、「今は無症状だけど心配」な方のための性病検査を多数ご用意しています。
プライバシーに配慮し、誰にも知られずに検査・治療が可能です。
こんな方は、症状がなくても
性病検査をおすすめします
次のうち一つでも当てはまる方は、感染のリスクがあります。
モヤモヤしたまま過ごすより、一度検査で「白黒つけておく」ことをおすすめします。
-
コンドームをつけない性行為をしてしまった
(膣・アナル・オーラル全て含みます) - オーラルセックス(フェラ・クンニ)のみだが心配
- 風俗・夜のお店・マッチングアプリでの出会いがある
- パートナーに「他の相手」がいる、または過去にいたかもしれない
- 過去に自分や相手に性病歴がある
- 結婚・妊活・交際スタートの前に、一度リセット(潔白証明)したい
今、痛みやかゆみがなくても安心できません。
クラミジア・淋菌・梅毒・HIV・マイコプラズマなどは、感染していても「無症状の時期」が長いのが特徴です。
数字で見る性感染症のリアル
〜「自分は大丈夫」と言い切れますか?〜
近年、日本国内で性感染症の報告数が急増しています。
特に「無症状のまま広まっている」ことがデータからも明らかです。
2023年の報告数は過去最多を更新。10年前と比較して約12倍以上に急増しています。「昔の病気」ではなく、今、都内で最も警戒すべき感染症です。
女性の約80%、男性の約50%が「感染しているのに症状がない」と言われています。気づかないままパートナーへうつしてしまう主な原因です。
性感染症全体の報告数のうち、20代が占める割合が最も高いです。「特定の相手だから安心」「見た目が綺麗だから大丈夫」は通用しません。
なぜ性病は「無症状」のまま
進行するのか?
無症状=「感染していない」ではありません
性病にかかると、激痛が走ったり、膿(うみ)が出たりすると思っていませんか?
実は、自覚症状が出る人より、ほとんど症状を感じない人の方が多い感染症もあります。
特に以下のケースでは、自分では気づけないことがほとんどです。
- のどの感染(咽頭):
9割近くが無症状です。風邪のような違和感だけで済んでしまうこともあります。 - 男性の尿道炎:
排尿痛が軽かったり、分泌物が少なかったりすると「疲れかな?」と見過ごされがちです。 - 女性の感染:
体の構造上、膣内の異変に気づきにくく、おりものの変化も見逃されやすいです。
放置するとどうなる?
「無症状だから大丈夫」と放置してしまうことが、性病の一番怖いポイントです。
治療せずに時間が経つと、次のようなリスクがあります。
細菌が体の奥へ進み、男性は精巣、女性は子宮や卵管に炎症を起こします。将来、不妊の原因になることがあります。
自覚がないまま性行為を続け、大切なパートナーに移してしまいます。お互いに移し合う「ピンポン感染」の原因にもなります。
梅毒などは全身へ広がります。また、粘膜に炎症があるとHIVなどのウイルスにも感染しやすくなってしまいます。
だからこそ、「怪しいタイミング」があったら、症状がなくても検査しておくことが、あなたとパートナーを守る唯一の方法です。
無症状でも、いつ検査すればいい?
(目安とタイミング)
性病には、感染してから検査で正しい結果が出るまでの期間(ウィンドウ期・潜伏期間)があります。
以下は一般的な目安ですが、ご自身のタイミングに合わせてご覧ください。
| 〜1週間 |
まずは来院・ご相談を 淋菌やクラミジアは早めに出ることもありますが、まだ検査に反応しない可能性もあります。 「不安で眠れない」という場合は、予防的な投薬や検査のタイミングについて医師にご相談ください。 |
|---|---|
| 2〜3週間 |
細菌系(性器・のど)の検査推奨 クラミジア・淋菌・マイコプラズマなどが検査で正確に出やすくなる時期です。 多くの無症状の方におすすめのタイミングです。 |
| 1〜3ヶ月 |
血液系を含む「総仕上げ」検査 梅毒・HIV・B型/C型肝炎などのウイルス系は、血液検査で確実にわかるまで時間がかかります。 ここで陰性を確認できれば、非常に安心度が高いです。 |
ご安心ください。来院時に医師に行為の内容や大まかな時期をお伝えいただければ、 今の状態でベストな検査(即日わかるもの、精密検査が必要なもの)を組み合わせてご提案します。
モイストクリニックの
「無症状向け」性病検査セット
無症状の方が「まとめて・お得に」チェックできるセットです。
※すべて保険証不要の自費診療です。
ご予約時にメニューを決める必要はありません。
来院時に医師に「不安な行為の内容」をお伝えいただければ、最適なセットをご提案します。まずは手ぶらでご来院ください。
無料検査や市販キットとの違い
「ネットで買ったキットでいいや」 「保健所なら無料だし…」 とお考えの方もいるかもしれません。
しかし、ご自身の状況に合わせて「必要な検査だけを、確実に選ぶ」ためには、医師の判断が非常に重要です。
| 郵送キット | 保健所 | 当院 (モイストクリニック) |
|---|---|---|
|
△ 自分で選ぶ (選び間違いリスク) |
△ 決まった項目のみ |
◎ 医師が必要な 検査をご提案 |
|
△ 自己採取 (失敗リスク) |
◯ 職員が対応 |
◎ 指導または 医師が採取 |
|
✕ 治療不可 |
✕ 検査のみ(紹介状) |
◎ その場で処方・完結 |
市販キットは自分で商品を選ばなければなりませんが、素人判断では「喉(のど)の検査が漏れていた」「実は別の性病だった」という見逃しが起こりがちです。
当院では、経験豊富な医師があなたのリスクや行為の状況を聞き取り、「本当に必要な検査」だけを組み合わせてご提案します。余計な出費や、検査漏れを防ぐことができます。
基本はご自身で採取を行っていただきますが、医師が正しいやり方を丁寧に指導しますのでご安心ください。
それでも「怖い」「失敗したくない」という場合は、医師が直接採取を行うことも可能です。
「陰性だと思っていたら、実はうまく検体が取れていなかった」というリスクを最小限に抑えられます。
よくある質問(Q&A)
無症状で検査を受けられる方から、特によくいただく質問をまとめました。
症状が全くなくても、検査を受けていいですか?
A. はい、もちろん可能です。むしろ推奨されます。
性感染症(特にクラミジア・淋菌・梅毒)は、感染していても無症状のまま進行するケースが非常に多いです。「不安だから確認したい」という理由だけで受診される方は毎日多数いらっしゃいますので、遠慮なくご来院ください。
1回だけの性行為でも性病になりますか?
A. はい、たった1回の行為でも感染する可能性は十分にあります。
「1回なら確率的に大丈夫」ということはありません。相手が保菌者であれば、1回の接触(挿入だけでなく、オーラルセックス含む)で感染するリスクがあります。不安が残る場合は検査をおすすめします。
どの検査を受ければいいか分かりません。
A. 医師が最適な検査をご提案しますので、決めずにご来院ください。
予約時にメニューを決めていただく必要はありません。来院時に「いつ、どのような行為があったか」を医師にお伝えいただければ、医学的に必要な検査項目をピックアップしてご提案します。
検査は痛いですか?
A. ほとんどの検査は痛みがありません。
当院の検査の多くは「尿検査」「ぬぐい(喉の検査)」「血液検査(採血)」です。
- 性器(男性):尿検査が主です。痛みはありません。
- 喉(のど):喉を数秒ぬぐうだけです。
- 血液:通常の採血と同じチクリとする程度です。
会社や家族にバレずに検査できますか?
A. はい、当院はプライバシー厳守のクリニックです。
保険証を使わない「自由診療(自費)」のため、検査を受けた履歴や結果がご自宅に通知されることは一切ありません。また、院内でもご本名ではなく仮名でお呼びするなど、匿名性に配慮しています。
もし陽性だったら、その場で治療できますか?
A. はい、検査結果が出次第、すぐにお薬を処方します。
即日検査で陽性がわかった場合はその場でお薬をお渡しします。精密検査の場合は、後日WEBで結果を確認いただき、陽性であれば再来院していただき治療を行います(郵送処方が可能な場合もあります)。他院を紹介されてたらい回しになることはありません。
アクセス・地図
モイストクリニック 恵比寿院
〒150-0021
東京都渋谷区恵比寿西1-2-1 エビスマンション610
(JR恵比寿駅・日比谷線恵比寿駅より徒歩約3分)
※マンションの6階(610号室)です。入り口が分かりにくい場合はお電話ください。
※看板を目立たなくしており、入る際も人目が気になりにくい立地です。
検査で安心を手に入れましょう。
金谷 正樹Masaki Kanaya
モイストクリニック 院長
国際医療福祉大学病院、東京医科歯科大学病院(現 東京科学大学病院)などで研鑽を積み、モイストクリニックにて性感染症を中心に診療を行う。
日本性感染症学会の会員として活動しており、得意分野である細菌学と免疫学の知識を活かして、患者さまご本人とパートナーさまが幸せになれるような医療の実践を目指している。
