不正出血(生理以外の出血)の原因とは?鮮血・茶色い血の違いや病気の可能性を性感染症医師が解説

この記事のポイント(30秒で理解)

  • 不正出血とは「生理期間以外」に起こる性器からの出血全般を指す。
  • 鮮血だけでなく、茶色・ピンク色のおりものも不正出血に含まれる。
  • 原因は「ホルモン乱れ」から「性感染症・がん」まで多岐にわたるため、自己判断は禁物。

「生理が終わったばかりなのに血が出ている」「おりものに茶色い色が混じる」……。
こうした予期せぬ出血は、多くの女性が経験する悩みですが、その原因は「様子を見てよいもの」から「早急な治療が必要なもの」まで様々です。
この記事では、性感染症および婦人科診療を行う専門医が、不正出血の正しい知識と対処法を解説します。

不正出血(異常出血)とは?

Medical Term: Abnormal Uterine Bleeding (AUB)

不正出血とは、月経(生理)期間以外に起こる性器からの出血の総称です。
医学的には「異常子宮出血」と位置づけられ、月経の「周期・持続期間・出血量」のいずれかが正常範囲から外れている状態を指します。鮮血だけでなく、茶色いおりものやピンク色の分泌物もすべて不正出血に含まれます。

出血は主に子宮体部(内膜)から起こることが多いものの、子宮の入り口である「頸部」、あるいは「膣」「外陰部」から出血しているケースもあります。

出血の「色」でわかること(鮮血・茶色・ピンク)

「血が赤くないから大丈夫」というのは誤解です。血液の色は、「出血してから体外に出るまでの時間」「出血量」によって変化します。

鮮血(赤色)

新しい出血。
出血量が多いか、出口(膣・入り口)に近い場所からの出血。

茶褐色・黒色

時間が経過した古い出血。
子宮内で出血した後、酸化しながらゆっくり排出された状態。

ピンク・淡紅色

ごく微量の出血。
おりもの(粘液)に少量の血液が混ざって薄まった状態。

医学的な分類:原因は大きく2つある

なぜ出血しているのか? 医療現場では、原因を大きく以下の2つ(器質性と機能性)に分けて診断を進めます。

🏥

1. 器質性出血
(構造の異常)

「そこに病気(カタマリや炎症)がある」タイプ。
臓器そのものに物理的な異常が発生しており、治療が必要なケースが大半です。

  • 炎症:性感染症(クラミジア・淋菌)、膣炎
  • 腫瘍:子宮筋腫、ポリープ
  • 悪性:子宮頸がん、子宮体がん
⚖️

2. 機能性出血
(働きの異常)

「ホルモンバランスが乱れている」タイプ。
臓器自体はキレイでも、脳や卵巣からの指令がうまくいかず出血するケースです。

  • ストレス、過労、睡眠不足
  • 急激なダイエット(栄養不足)
  • 無排卵月経、多嚢胞性卵巣(PCOS)
  • 更年期によるホルモンのゆらぎ

※この他に、排卵期出血(中間期出血)や、妊娠に関連する出血(着床出血・切迫流産など)、ピルなどの薬剤による出血も鑑別に含まれます。

不正出血の主な原因(詳細解説)

不正出血の原因は多岐にわたりますが、臨床現場で遭遇頻度の高いものから順に解説します。特に「性行為のあとの出血」「痛み」の有無は、原因を絞り込む重要な手掛かりになります。

① 感染症・炎症による出血 当院専門領域

細菌やウイルスの感染により、子宮の入り口(頸部)や膣の粘膜が炎症を起こし、充血して脆くなっている状態です。わずかな刺激で出血します。

  • クラミジア性/淋菌性 子宮頸管炎 最も多い原因の一つです。子宮頸管(奥の入り口)に炎症が起き、「びらん(ただれ)」が強くなります。性交時やタンポン使用時に出血しやすいのが特徴です。
    特徴:性行為後の出血(接触出血)、おりものの増量
  • トリコモナス膣炎 原虫の感染により、膣内部に強い炎症を引き起こします。膣壁が赤く腫れ上がり(イチゴ状膣壁)、出血しやすくなります。
    特徴:泡状の悪臭があるおりもの、強いかゆみ

② ホルモンバランスの乱れ(機能性出血) ストレス・体質

子宮や卵巣に病気はないものの、脳(視床下部・下垂体)からの指令が乱れ、子宮内膜が不規則に剥がれ落ちてしまう状態です。

  • ストレス・環境変化・過度なダイエット 心身のストレスにより一時的に排卵が止まったり、女性ホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)の分泌リズムが崩れることで起こります。10代〜20代に多く見られます。
    特徴:ダラダラ続く少量の出血、生理周期の乱れ
  • 多嚢胞性卵巣症候群(PCOS) 慢性的な排卵障害により、生理が来なかったり(無月経)、逆に厚くなりすぎた内膜が破綻して不正出血を起こしたりします。

③ 子宮・膣の良性疾患(器質性) 婦人科疾患

  • 子宮頸管ポリープ 子宮の入り口にできる良性のイボのようなものです。組織が柔らかく、性行為や激しい運動の刺激で簡単に出血します。切除は短時間で終わります。
    特徴:痛みはないが、性交後や排便時に鮮血が出る
  • 子宮筋腫(特に粘膜下筋腫) 子宮の筋肉にできるコブです。内側(粘膜下)にできると、生理の量が極端に増えたり、生理期間外にも出血が続いたりします。
    特徴:月経過多、貧血、レバー状の塊が出る

④ 悪性腫瘍・前がん病変 要注意

※初期症状として「痛みのない少量の出血」が現れることが最大の特徴です。

  • 子宮頸がん 20〜30代の若年層でも発症します。ヒトパピローマウイルス(HPV)感染が主な原因です。初期は性交時の接触出血が見られます。
  • 子宮体がん(子宮内膜がん) 閉経前後の女性に多く見られます。子宮の奥(内膜)のがんであり、茶色っぽいおりものや、ピンク色の少量の出血が初期サインとなることが多いです。
    特徴:閉経後の出血、茶色いおりものの持続
🤰 妊娠に関連する出血

生理が遅れている場合の出血は、着床出血(正常)のほか、切迫流産異所性妊娠(子宮外妊娠)の可能性があります。特に腹痛を伴う場合は緊急性が高いため、早急な受診が必要です。

💊 薬剤・医療行為によるもの

低用量ピルの飲み始め(消退出血・不正出血)や、子宮内避妊具(ミレーナ等)の装着後数ヶ月は、副作用として少量の出血が続くことがありますが、多くは次第に落ち着きます。

年代別によくある原因と注意点

不正出血の原因を診断する際、年齢(ライフステージ)は非常に重要な判断材料になります。年代ごとに「ホルモン状態」や「がんのリスク」が大きく異なるためです。

10s

思春期(10代後半)ホルモン未成熟期

✅ 最も多い原因(機能性) 無排卵性月経・ホルモンバランスの未熟さ
初経から数年は脳と卵巣の連携(HPO軸)が完成しておらず、排卵が起こらないまま出血する「破綻出血」が頻発します。
⚠️ 見逃してはいけない疾患 性感染症(クラミジア等)
性交経験がある場合、年齢に関わらず感染症リスクがあります。10代は子宮頸部の粘膜が未熟で感染しやすいため注意が必要です。

※稀ですが、止血機能の異常(血液凝固異常症)が初経を機に見つかることもあります。

20s
30s

性成熟期(20代〜30代)妊娠・出産適齢期

🚨 まず除外すべきこと(最優先) 妊娠に関連する異常
本人が妊娠に気づいていないケースも含め、まず「切迫流産」や「異所性妊娠(子宮外妊娠)」を否定することが診断の第一歩です。
✅ よくある原因(器質性・感染) 性感染症、子宮頸管ポリープ、子宮頸がん
性活動が活発なため、STIや頸がん(HPV感染)のリスクが高まります。また、30代からは子宮筋腫の発生率も上昇します。

仕事のストレスや過度なダイエットによるホルモン乱れも多いですが、安易にストレスのせいにせず、必ず妊娠反応と感染症チェックを行うのが鉄則です。

40s
50s

更年期(40代〜50代前半)閉経移行期

✅ 生理的な変化 閉経に伴うホルモンのゆらぎ(機能性)
卵巣機能が低下し、月経周期が短くなったり、数ヶ月空いたりします。その過程でダラダラとした出血が起こりやすくなります。
⚠️ 注意すべき悪性疾患 子宮体がん(子宮内膜がん)
この年代の不正出血で最も警戒すべき疾患です。子宮筋腫や腺筋症もピークを迎えるため、出血量が増え(過多月経)、貧血になりやすい時期でもあります。
60s+

閉経後(50代後半〜)エストロゲン欠乏期

⛔ 危険なサイン 「閉経後の出血」はすべて異常です
閉経(1年以上生理がない状態)後に少量の出血があった場合、高い確率で子宮体がん等の病変が隠れている可能性があります。
✅ 良性の原因 萎縮性膣炎(老人性膣炎)
ホルモン欠乏により膣粘膜が薄く乾燥し、擦れるだけで出血します。がんの検査で陰性であれば、ホルモン剤(膣錠)等で治療可能です。

一般的な婦人科で行われる検査と診断の流れ

不正出血の原因を特定するため、通常の婦人科・産婦人科では以下のようなステップで診察が進みます。
※病院の設備や症状によって順序は異なります。

1. 問診(ヒアリング)
出血の時期、量、痛み、最終月経、性交渉の時期などを確認します。
2. 内診(クスコ診・双合診)
内診台に上がり、クスコという金属やプラスチックの器具を膣内に挿入して広げます。 医師が目で見て「出血箇所」や「ポリープ・びらんの有無」を確認したり、指で触れて子宮の大きさや硬さを調べます。
3. 超音波検査(経腟エコー)
棒状のプローブを膣に入れ、超音波で子宮内部や卵巣をモニターに映し出します。 子宮筋腫、内膜の厚さ、卵巣の腫れなどを映像で診断します。
4. 各種検体検査
  • 細胞診:子宮頸部や内膜をブラシでこすり、がん細胞がないか調べる(がん検診)。
  • おりもの検査:粘液を採取し、性感染症(クラミジア等)や細菌の有無を調べる。
  • 血液検査:貧血やホルモン値を測る。
モイストクリニックの場合

当院は「内診台なし」で検査可能です

当院は性感染症(STI)に特化しているため、クスコによる開口検査や経腟エコー、触診などの「痛みを伴う内診」は一切行いません。
「婦人科のイスが怖い」「服を脱ぐのに抵抗がある」という方でも、安心して原因(性感染症)を調べることができます。

検査・処置 一般の婦人科 当院 (Moist)
性病検査
(クラミジア・淋菌等)
〇 可能 ◎ 専門
(高精度PCR法)
内診・クスコ
(器具での視診)
〇 必須 ✕ 行いません
(ご自身で採取)
エコー検査
(筋腫・卵巣の確認)
〇 可能 ✕ できません
がん検診
(細胞診)
〇 可能 ✕ できません

※「大量出血している」「激痛がある」「妊娠の可能性がある」場合は、エコー検査等が必要なため、設備のある婦人科・産婦人科の受診をお勧めします。 当院は「性病が心配」「とりあえず原因菌をチェックしたい」という方に特化したクリニックです。

どのような場合に受診すべきか(受診の目安)

不正出血は、たとえ少量でも体のSOSサインである可能性があります。 原則として「自己判断せず受診すること」が推奨されますが、中でも緊急度が高い症状について解説します。

LEVEL 3 : 緊急

今すぐ婦人科・救急へ

※以下の症状がある場合、命に関わる疾患(異所性妊娠の破裂、重度の貧血など)の可能性があります。夜間・休日でも救急外来を検討してください。

  • 大量出血(夜用ナプキンが1時間もたない、血が止まらない)
  • 意識レベルの低下(冷や汗が出る、立ちくらみがひどい、顔面蒼白)
  • 激しい腹痛(立っていられない、動けないほどの痛み)
  • 妊娠の可能性がある状態での出血と腹痛
  • 発熱(38℃以上)を伴う下腹部痛
LEVEL 2 : 要受診

数日以内に受診してください

緊急性はなくとも、病気(がん・性病・ポリープ等)が隠れている可能性が高い状態です。放置せず、近日中に予約を取りましょう。

  • 性行為のあとに出血する(接触出血)
  • おりものに膿(うみ)や強いニオイが混じる
  • 閉経後(1年以上生理がない)に出血があった ※重要
  • 生理期間が長引いている(8日以上続く過長月経)
  • 茶色い出血やおりものが、断続的に続いている
LEVEL 1 : 相談推奨

一度検査しておくと安心

排卵期出血など生理的な現象の可能性もありますが、自己判断は禁物です。「何もなければ安心料」と考え、検査を受けましょう。

  • 排卵期(生理と生理の間)に少量の出血がある
  • 一度だけうっすらピンク色のおりものが出た
  • ストレスが多く、生理不順気味である
  • ピルの飲み始めなど、薬の影響が考えられる
⚠️ 閉経後の出血は「要注意」です

閉経(1年以上生理がない状態)を迎えた後の出血は、いかなる量であっても「異常」と見なされます。
「少し下着が汚れただけだから」「痛みはないから」と放置せず、必ず子宮体がん等の検査を受けてください。

当院(モイストクリニック)の役割:
上記のうち、LEVEL 1〜2の症状で「まずは手軽に原因(性病や炎症)を調べたい」という方に適しています。
※ただし、LEVEL 3(大量出血・激痛・妊娠疑い)の場合は、設備の関係上、救急病院または総合病院の婦人科を優先して受診してください。

モイストクリニックでの対応・治療領域

当院は、性感染症内科・婦人科として「性病や細菌感染が原因の不正出血」の診断・治療に特化しています。
一般的な婦人科とは異なり、以下の3つの特徴を持って診療にあたっています。

🧬 1. 高精度な遺伝子検査
一般的な培養検査よりも感度の高い「PCR法 / NAAT法(核酸増幅検査)」を採用しています。 微量の菌でも検出できるため、不正出血の原因がクラミジアや淋菌であるか、それともマイコプラズマなどのマイナーな菌であるかを正確に突き止めます。
検出感度 95%以上
🛋️ 2. 内診台には乗りません
当院の最大の特徴は、「クスコ(膣鏡)等の器具を使わない」点です。
検査検体は、ご自身でトイレにて採取していただく「綿棒」や「ぬぐい液」を使用します。医師の前で服を脱ぐ必要も、痛みのある検査もありません。
📱 3. 結果はスマホへ通知
再来院の手間を省くため、検査結果はLINEまたはメールにて通知させていただきます。
陽性だった場合のお薬の処方もスムーズに行い、パートナー様の治療薬も同時に処方相談が可能です(※パートナー様が来院不要なケースもあり)。

治療の流れ(陽性の場合)

検査の結果、性感染症(STI)や細菌性膣症が原因であると判明した場合、直ちに治療を開始します。

  • 抗生物質の処方:原因菌に最も効果のある抗菌薬(飲み薬)を処方します。点滴が必要な重症例は稀ですが、その場合は適切に対応します。
  • 再検査(治癒確認):治療後、菌が完全に消えたかを確認するための検査を推奨しています。
  • パートナー治療:ピンポン感染(うつし合い)を防ぐため、パートナーの同時治療を強く推奨しています。
🏥 専門病院への紹介・連携について

当院の検査で性感染症が陰性であり、かつ不正出血が続いている場合、「子宮筋腫」「子宮内膜ポリープ」「子宮がん」などの器質的疾患が原因である可能性が高まります。
その場合は、より詳細な検査(経腟エコー、MRI、細胞診など)が可能な、信頼できる近隣の婦人科・総合病院への紹介状を作成いたします。
「まずは手軽に性病チェックから」という入り口として当院をご利用いただき、必要であれば適切な専門機関へ橋渡しを行うトリアージ機能も担っています。

よくある誤解とQ&A(専門医解説)

ネット上の情報や自己判断による誤解が、発見の遅れにつながることがあります。医学的に正しい解釈をQ&A形式で解説します。
Q. 茶色い出血や黒っぽい血なら、古い血だから様子を見てもいい?
A. 一概に「安全」とは言えません。むしろ持続する場合は注意が必要です。

確かに茶色や黒色は、出血してから時間が経ち「酸化」した古い血液です。生理の終わりかけなら正常ですが、「なぜ少量ずつダラダラと出血し続けているのか」が問題です。
子宮体がんや子宮頸がんの初期、あるいはクラミジア頸管炎では、鮮血ではなく「茶色いおりもの」として症状が出ることが多々あります。

💡 医学的根拠:
出血量が極めて少ないと、膣外に出るまでに時間がかかり変色します。つまり「茶色い=出血量が少ない」だけであり、「原因が良性である」という証明にはなりません。特に閉経後の茶色い出血は、高率で悪性疾患の可能性があります。
Q. 生理と生理の間の出血は「排卵出血」だから心配ない?
A. 生理的な排卵出血の可能性が高いですが、他の疾患の除外が必要です。

排卵期(中間期)の出血は、ホルモン変動による一時的なもので、通常1〜3日で自然に止まります。しかし、「性行為のたびに出血する(接触出血)」「1週間以上続く」場合は、排卵出血ではありません。

💡 見分けるポイント:
基礎体温をつけている場合、低温期から高温期へ移るタイミングでの出血なら排卵出血の可能性が高いです。しかし、クラミジア感染症やポリープも時期を選ばず出血するため、ご不安な場合は一度検査で白黒つけることを推奨します。
Q. ストレスで不正出血することは本当にあるの?
A. はい、頻繁にあります。ただし「除外診断」が原則です。

強いストレスがかかると、脳(視床下部)からの指令が乱れ、ホルモンバランスが崩れて出血します(機能性出血)。
しかし、「ストレスのせいだと思いこんでいたが、実は性病だった」「実はがんだった」というケースは後を絶ちません。

💡 専門医のアドバイス:
医学的には、感染症やがんなどの「器質的疾患(病気)」がないことを検査で確認して初めて、「ストレスによる機能性出血でしょう」と診断できます。自己判断での放置は危険です。
Q. お腹の痛みやかゆみが全くないのですが、病気の可能性はありますか?
A. はい、大いにあります。むしろ無症状の出血こそ警戒すべきです。

多くの性感染症(特にクラミジア)や、子宮頸がんの初期は「無痛」です。痛みが出るのは、炎症がお腹の中に広がったり(骨盤内炎症性疾患)、がんが進行してからです。

💡 ここが落とし穴:
「痛くないから大丈夫」は最大の誤解です。不正出血における痛みの有無は、重症度とは必ずしも比例しません。痛みがない段階で発見・治療することが、将来の不妊や重症化を防ぐカギとなります。
不正出血は「体のサイン」です。
一人で悩まずご相談ください。
不正出血の陰には、ストレスやホルモンの乱れだけでなく、クラミジアなどの性感染症や、子宮の病気が隠れていることが少なくありません。
「婦人科に行くのは怖い」「内診が苦手」という理由で受診をためらっていると、発見が遅れてしまう可能性があります。

モイストクリニックでは、「内診台を使わない」「痛みのない」検査方法で、まずは性感染症や細菌のリスクをしっかり確認します。あなたの健康とパートナーの安心のために、まずは小さな一歩を踏み出してみませんか。
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この記事を監修した医師

金谷 正樹 院長

金谷 正樹 (Masaki Kanaya)

モイストクリニック 院長 / 日本性感染症学会会員

国際医療福祉大学病院、東京医科歯科大学病院(現 東京科学大学病院)などで研鑽を積み、モイストクリニックにて性感染症を中心に診療を行う。
得意分野である細菌学と免疫学の深い知識を活かし、「患者さまご本人とパートナーさまが幸せになれるような医療」の実践を目指して日々の診療にあたっている。

参考文献・ガイドライン
  • [1] 日本産科婦人科学会・日本産婦人科医会編集. 産婦人科診療ガイドライン 婦人科外来編2023.
  • [2] 日本性感染症学会. 性感染症 診断・治療ガイドライン2020.
  • [3] 厚生労働省. 性感染症報告数(2023年).
  • [4] 日本女性心身医学会. 女性の不定愁訴とホルモン療法に関するガイドライン.