HIV PEP(暴露後予防)|72時間以内の服用で感染を防ぐ|恵比寿・土日祝も診療【モイストクリニック】

この記事の監修:金谷 正樹 医師(日本性感染症学会 会員)

性行為でのコンドーム破損、脱落、あるいは同意のない行為などで「HIVに感染したかもしれない」と不安を抱えている方へ。
行為から72時間以内であれば、お薬を服用することでHIV感染を高い確率で防ぐ治療法(PEP)があります。

⚠️ タイムリミットは72時間

PEP(暴露後予防)は時間との勝負です。
迷っている時間はリスクを高めます。
一人で悩まず、まずはご相談ください。

  • 土日祝日も診療(22時まで対応)
  • 恵比寿駅 徒歩圏内・プライバシー厳守
  • 即日処方・当日服用開始が可能

※「PEP希望」「HIVが心配」と一言お送りください。


以下では、具体的な費用や手順、リスク判断について詳しく解説します。
まずはご自身の状況と照らし合わせて確認してください。

1. まずは今の状況をチェック
(72時間の壁とリスク判定)

PEPの効果は「時間」に大きく左右されます。
行為(コンドーム破損などの曝露)から、現在どのくらい時間が経過しているかを確認してください。

⏱ 0〜24時間以内 最も推奨

PEPの効果が最も期待できる時間帯です。
迷わず、できるだけ早く受診してください。

⏱ 24〜72時間以内 急いで受診

タイムリミットが迫っています。
まだ間に合う可能性が高いですが、1時間でも早い服薬開始が望ましいです。夜間でも諦めずにご連絡ください。

⏱ 72時間を過ぎた PEP適応外

予防効果が著しく低下するため、通常PEPは行いません。
しかし、不安解消のための即日HIV検査や、今後のための予防薬(PrEP)の処方は可能です。

HIV検査の詳細はこちら
Q. どんな状況がPEPの対象?

以下のようなケースでは、感染リスクがあるためPEPの対象となり得ます。

  • コンドームなしの性行為(膣・肛門)
  • 行為中にコンドームが破れた・外れて中に出した
  • 相手がHIV陽性、または不特定多数と関係があり感染状況が不明
  • 同意のない性的な被害(レイプ等)
  • 血液の付着した針などが刺さった
💡 安心してください
通常のキス、食器の共有、お風呂、軽い皮膚接触などではHIVは感染しません。
不安が強すぎる場合も、医師が医学的根拠に基づいてリスク評価を行います。

2. PEP(暴露後予防)の仕組みと効果
(なぜ薬で防げるのか?)

HIVは体に入ってすぐに感染が成立するわけではありません。
ウイルスがリンパ節に到達し、体内で「定着(感染)」するまでに約72時間の猶予があります。
PEPはこの時間の猶予を利用した緊急予防法です。

👾 1. ウイルス侵入 性行為などにより
HIVが体内に入る
⏱️ 2. 増殖の準備 72時間かけて
定着しようとする
🛡️ 3. PEPでブロック 72時間以内に薬を飲むことで
定着・増殖を阻止!

つまり、「72時間以内に薬の成分を血中に届ける」ことで、ウイルスを排除できる可能性が極めて高くなります。
逆に72時間を過ぎてしまうと、ウイルスが体に定着してしまい、予防薬の効果が及ばなくなってしまいます。

28日間、毎日飲み続けることが重要です
一度ウイルスを叩いても、完全に排除しきるには約1ヶ月かかります。
途中でやめずに28日間しっかり飲み切ることで、感染阻止率は飛躍的に高まります。
「間に合うか不安」という方はすぐにご連絡を
LINEで空き状況を確認

3. 受診から処方までの流れ
(プライバシーに配慮した個室対応)

⏱️ 来院からお薬のお渡しまで:約10分〜20分程度
1
予約・お問い合わせ 📱
WEB予約、またはLINEからご予約ください。緊急の場合はお電話(050-8885-0783)でも構いません。
「PEP希望」とお伝えいただければ優先的に案内できるよう調整します。
2
医師による問診・説明 👩‍⚕️
いつ、どのような行為があったかを確認し、PEPの適応を判断します。
💡 ご安心ください 医師が患者様を責めることは決してありません。「言いにくいこと」も正確な判断のために大切ですので、ありのままお話しください。
3
服用前の血液検査 💉
安全にお薬を飲むために、その場で採血を行います。
  • HIV検査(すでに感染していないか確認)
  • 肝機能・腎機能・B型肝炎(副作用チェック)
4
お薬の処方・服用開始 💊
検査結果を待たずに、その場でお薬をお渡しします。
1回目の服用をクリニック内で行うことも可能です。「今日から」ウイルスブロックを開始します。
5
1ヶ月後のフォローアップ 🏥
服用終了後(約1ヶ月後)に再度ご来院いただき、確実なHIV検査と副作用のチェックを行います。
今後の予防(PrEPなど)についてもこの時にご相談可能です。

保険証は不要です。匿名での検査も可能です。
誰にも知られずに治療を開始できます。

4. 検査内容と費用(保険適用外)
(追加請求なしのセット料金)

PEPは健康保険が使えない「自費診療」となります。
緊急時に予期せぬ費用がかからないよう、当院では「検査+お薬」を全て含んだパッケージ料金を設定しています。

PEP コンプリートセット
診察・検査・お薬代すべて込み 66,000円(税込)
※これ以外の追加費用はかかりません
▼ セットに含まれるもの ▼
  • 診察料・処方料 医師相談込
  • PEP薬剤費 28日分
  • 【初回】血液検査 HIV/B肝/肝腎機能
  • 【1ヶ月後】血液検査 副作用/HIV再検
💡
もし検査で「HIV陽性」だった場合
万が一、初回の検査で「すでにHIVに感染している」と判明した場合は、PEPの効果が期待できないためすぐにご連絡させていただき、内服を中止してもらいます。
💳 お支払い方法
現金 / クレジットカード(VISA, Master, JCB, Amex, Diners)
※緊急の高額決済に対応するため、カード分割払い等は窓口でご相談ください。

なぜ保険が使えないのですか?

PEPは「予防」にあたるため、日本の医療制度上、健康保険が適用されません。
しかし、保険証を使わないことで「受診履歴がご自宅や会社に届く通知に残らない」というプライバシー上の大きなメリットがあります。
誰にも知られずに治療を完結させたい方には、むしろ適した受診形態といえます。

5. よくある質問(FAQ)

Q
性行為から何時間までなら間に合いますか?
A
タイムリミットの目安は72時間(3日)以内です。
ただし、時間が経つごとに成功率は下がっていきます。「24時間以内」が最も理想的ですので、迷ったらすぐにご相談ください。
Q
PEPを飲めば100%感染を防げますか?
A
残念ながら100%ではありませんが、正しく服用すれば極めて高い確率(90%以上など諸説あり)で阻止できることが分かっています。
失敗するケースの多くは「飲み忘れ」や「開始が遅れたこと」によるものです。
Q
副作用はありますか?仕事は続けられますか?
A
現在使用されているお薬は副作用がかなり軽減されています。
軽い吐き気やお腹の緩さを感じる方もいますが、多くの方は仕事を続けながら服用可能です。吐き気止めも処方可能です。
Q
家族や会社にバレることはありますか?
A
いいえ、ありません。
当院は「自費診療」のため保険証を使用しません。そのため、ご自宅に「医療費のお知らせ」が届くこともなく、完全にプライバシーを守って受診できます。
Q
相手が検査して「陰性」だと分かったら薬をやめてもいい?
A
相手の方が確実にHIV陰性であると証明された場合、医師の判断でPEPを中止できることがあります。
ただし自己判断での中止は危険ですので、必ず医師にご相談ください。

6. 一人で悩まずご相談ください(アクセス)

PEPは「時間との戦い」ですが、同時に「心の不安との戦い」でもあります。
72時間以内であれば、まだ打つ手はあります。
モイストクリニックは、あなたの不安な気持ちに寄り添い、迅速にサポートいたします。

モイストクリニック
📍 〒150-0021
東京都渋谷区恵比寿西1-2-1 エビスマンション610
🕘 診療時間:14:00〜22:00
(土日祝日も毎日診療)
🗺️ Googleマップで場所を確認する
72時間のタイムリミットを過ぎる前に

「相談していいのかな」と迷っている間にも時間は過ぎてしまいます。
まずはLINEで「PEP希望」とお送りください。

Doctor
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この記事の監修者 / モイストクリニック院長
金谷 正樹(Masaki Kanaya)

国際医療福祉大学病院、東京医科歯科大学病院(現 東京科学大学病院)などで研鑽を積み、モイストクリニックにて性感染症を中心に診療を行う。
得意分野である細菌学と免疫学の知識を活かして、患者さまご本人とパートナーさまが幸せになれるような医療の実践を目指している。

【所属学会】
日本性感染症学会 会員
参考文献・ガイドライン
  • 日本性感染症学会『性感染症 診断・治療ガイドライン』
  • 厚生労働省 性感染症報告数(2024)
  • CDC (Centers for Disease Control and Prevention) PEP Guidelines
  • 国立感染症研究所 HIV/AIDS関連情報