毎日の不安を減らす
「HIV予防薬」という選択肢
「コンドームだけでは不安…」
そう感じるのは、あなただけではありません。
PrEP(プレップ)は、HIVに感染していない人が「HIVに触れるかもしれない前」から薬を飲むことで、感染リスクを大幅に下げる新しい予防法です。
モイストクリニック(恵比寿)は、性感染症診療に特化したクリニックとして、あなたのライフスタイルに合わせたPrEP導入をサポートします。
01. あなたはPrEPの対象?かんたんセルフチェック
まずは「自分ごと」かどうかをざっくり確認してみましょう。
以下の項目で、当てはまるものはありますか?
- 過去6か月以内に、コンドームを使わない性行為(膣・アナル)をしたことがある
- アプリやSNSで出会った、相手のHIV感染状況が分からない人との性行為があった
- 過去1年以内に、梅毒・淋菌・クラミジアなどの性病にかかったことがある
- パートナーがHIV陽性で、現在のウイルス量や治療状況がよく分からない
- 海外出張や旅行の予定があり、現地での性行為の可能性がある
- 性行為の後、「あれは大丈夫だったかな…」と毎回ネットでHIVについて検索してしまう
実際に薬を始めるかどうかは、問診や検査の結果をふまえて医師と一緒に判断しますが、まずは一度相談してみることを強くおすすめします。
医師から見てリスクが低いケースでも、「不安が強くて日常生活や性生活を楽しめない」という場合は、安心のためにPrEPという選択肢を提示することも可能です。
02. PrEPでできること・防げないこと(メリット・限界)
PrEPで期待できること
- 高いHIV予防効果 毎日正しく内服すれば、性行為によるHIV感染リスクを大幅に(約99%)低減できることが証明されています。
- 「頭の中の不安」からの解放 「昨日の行為、大丈夫だったかな…」とネット検索を繰り返す不安な時間を減らし、日常生活の質を取り戻します。
- 事前の安心感 行為の後のPEP(72時間以内の緊急予防)と違い、あらかじめ備えておくことで「守られている安心感」を持って過ごせます。
PrEPの限界・注意点
- 他の性病は防げません 梅毒、淋病、クラミジア等は防げません。これらを防ぐには、引き続きコンドームの使用と定期検査が不可欠です。
- 飲み忘れに注意が必要 薬の効果は「血液中の濃度」で決まります。飲み忘れが多いと予防効果が下がってしまうため、習慣化が大切です。
- 定期的な検査が必要 安全に続けるために、3ヶ月ごとのHIV検査や、副作用(腎機能など)のチェックが必要です。
03. 飲み方は2種類。あなたに合うのは?
ライフスタイルや性行為の頻度に合わせて選ぶことができます。
(診察時に相談して決定します)
デイリーPrEP
毎日1錠、決まった時間に最も確実でスタンダードな飲み方です。体内の薬物濃度を常に高く保つため、いつ予定が入っても安心です。
- 性行為の頻度が高い(週2回以上など)
- 「いつそうなるか」予定が読めない
- 飲む計算をするより、毎日飲む方が楽
- 女性・トランスジェンダーの方
オンデマンドPrEP
性行為の前後だけ(2-1-1法)性行為の「前」と「後」にだけピンポイントで飲む方法です。飲む薬の総量を減らし、費用を抑えることができます。
- 性行為の頻度が低い(週1回以下など)
- 事前に性行為の予定が分かる
- コストをなるべく抑えたい
欧米では2ヶ月に1回、あるいは半年に1回の注射薬(カボテグラビル等)も普及し始めています。
日本ではまだ未承認のため「飲み薬」が基本となりますが、当院では常に最新の情報をキャッチアップし、国内導入が可能になり次第お知らせできる体制を整えています。
04. 当院でPrEPを始めるまでの流れ
ご予約から処方まで、スムーズに進められるよう配慮しています。
まずは「相談だけ」でも構いません。お気軽にお越しください。
予約時の理由はシンプルに「PrEP(プレップ)の相談希望」とお伝えいただければスムーズです。
- HIV検査(現在感染していないことの確認)
- B型肝炎ウイルス検査
- 腎機能・肝機能の血液検査
- (必要に応じて)梅毒・淋菌・クラミジア検査
当院では、「毎日1錠内服する(デイリーPrEP)」を基本としてご案内しています。
最新世代のPrEP薬(デシコビ配合錠)のジェネリック薬を採用しています。
従来の薬に比べ、腎臓や骨への負担が大幅に軽減されており、長期間でもより安心して服用いただけます。
安全に継続していただくため、当院では3ヶ月ごとの定期受診を推奨しています。
- HIV感染の有無(定期チェック)
- 副作用が出ていないかの確認
- 他の性感染症のチェック
※ご自身の健康管理のためにも、定期的な検査をおすすめします。
05. 費用と検査の目安(自費診療)
PrEPは保険適用外の「自費診療」となります。
分かりやすい料金設定を心がけており、処方がある場合は診察料はかかりません。
※2回目以降(お薬のみの場合)は 9,000円 となりますが、その都度採血の推奨をしております。
梅毒、淋菌、クラミジアなどの性病検査を同時に希望される場合は、別途通常料金がかかります。
06. ケース別ガイド:あなたの状況に合わせて
PrEPを検討する背景は人それぞれです。
あなたの状況に近い項目を選んで、より詳しい情報をご覧ください。
07. よくある質問(FAQ)
毎日飲まないといけませんか?
オンデマンド(性行為の前後だけ)は飲み忘れやスケジュールのミスが起きやすく、効果が不十分になるリスクがあるため、安全性の高いデイリー服用をご案内しています。
どのくらいの期間、続ける人が多いですか?
定期検診の際に、ライフスタイルの変化に合わせて「そろそろ卒業(中止)するかどうか」も相談しながら決めていきます。
副作用はありますか?仕事に影響しませんか?
当院で採用している「Tafero EM」は副作用が比較的少ないタイプのお薬ですので、お仕事を続けながら問題なく服用されている方がほとんどです。
PrEPを飲んでいればコンドームは不要ですか?
コンドームの使用と、定期的な性病検査を組み合わせることが、最も安全な予防策です。
家族や職場に知られませんか?
プライバシーには最大限配慮しておりますので、ご安心ください。
PrEPだけで終わらせないために:検査・PEPとの連携
PrEPは「飲み薬だけ」では完結しません。定期的な検査や、万が一の時の知識も大切です。
モイストクリニックでは、これらをワンストップでサポートしています。
- 性感染症検査・治療について ▶ PrEPでは防げない梅毒・淋病などの定期チェック
- PEP(暴露後予防)について ▶ コンドームが破れた時など、72時間以内の緊急予防策
- HIV・性感染症の基礎知識 ▶ 正しい知識を持つことが、一番の予防です
一人で抱え込まず、まずは相談から
「自分なんかがPrEPを使っていいのかな」
「こんな相談をして、責められないかな」
そう感じる必要はありません。
私たちはあなたの「自分とパートナーを守りたい」という意思を全力でサポートします。
まずはリスクや不安を整理することから始めてみませんか?
