【行為別】性病リスク・検査タイミング早見表|モイストクリニック公式

まず結論(30秒でわかるリスクの考え方)

性感染症のリスクは「行為の名前」だけで決まるわけではありません。

  • 体液(精液・膣分泌液・血液)が触れたか
  • 粘膜・傷口があったか
  • どの部位(性器・喉・肛門)が接触したか

「ゼロリスク」を探して不安を長引かせるより、“行為と部位”に合った検査を適切なタイミングで受けるのが、最短で安心を手に入れる方法です。


あなたの行為はどれですか?

該当する項目をタップすると詳細リスクへ移動します

行為別リスク早見(ざっくり把握)

※これらは断定ではなく、一般的な「可能性」の整理です。不安な場合は部位(喉・性器・肛門)を絞って相談するのが確実です。

キス
部位:口の粘膜
過度に心配しすぎなくて良いケースも多いですが、口内炎や傷がある場合は注意が必要です。
オーラル
部位:喉(咽頭)・性器
フェラ・クンニ等。「喉(のど)」への感染は見落としが非常に多いため、セットでの検査を推奨します。
膣性交
部位:性器中心
最も一般的な感染経路です。自覚症状がなくても、数週間後の検査で判明することがあります。
アナル
部位:直腸・肛門周囲
粘膜がデリケートなため、微細な傷から感染しやすい傾向にあります。
風俗(総合)
部位:広範囲
行為の組み合わせにより、喉・性器・肛門などチェックすべき部位が多岐にわたります。

「症状があるかないか」で次に見るべきページが変わります

検査はいつ?(早すぎ問題の整理)

⚠️ 行為直後だと正しく結果が出ないことがあります

性感染症の検査には「ウインドウピリオド(潜伏期間)」があります。早すぎると感染していても「陰性」と出てしまう(偽陰性)ため、無駄な検査を避けることが大切です。

  • いつの行為か(経過日数)
  • どの部位か(性器・喉・肛門)
  • 症状があるか

この3点を整理すると、最も確実な検査セットが選べます。
→ 料金・検査セットの詳細はこちら

受診の目安(緊急度チェック)

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早めに相談を推奨(症状あり)

強い痛みがある / 膿(うみ)が出る / 発熱 / 潰瘍・出血がある / 急に増える「できもの」など。
放置すると重症化やパートナーへの感染リスクが高まります。

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検査を検討(心当たり・不安)

相手が陽性と言われた / ゴムが破れた・無しだった / 喉や肛門に心当たりがある / 症状はないが不安で眠れないなど。

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落ち着いて計画的に(予防・確認)

具体的な症状はないが、エチケットとして検査しておきたい / 新しいパートナーのために確認したい場合など。

迷ったら、まずはLINEで状況をお聞かせください。

LINEで最適な検査を提案

セックス(膣性交)

  • リスク:クラミジア、淋病、梅毒、HIVなど。
  • 整理:「いつの行為か」「ゴムの有無」「今の症状」をまず確認。
  • 女性は無症状のことが多いため、心当たりがあれば検査を推奨します。

フェラチオ(口 × 性器)

⚠️ ポイントは「喉(のど)」です

  • 喉に違和感がなくても、クラミジアや淋病が潜んでいるケースが非常に多いです。
  • 性器だけでなく、喉の検査もセットで行うことが安心への近道です。

クンニ(口 × 性器)

  • 口側(喉)と性器側のどちらにも感染リスクがあり得ます。
  • 「どちらの部位が不安か」を整理すると、無駄のない最短の検査が可能です。

アナルセックス

  • 直腸・肛門周囲の感染は、自覚症状が出にくいことが特徴です。
  • 痛み、出血、違和感がある場合は、見落としやすい部位として早めに相談を。

キス

  • 過度に心配しすぎなくて良いケースも多いですが、口内に病変(梅毒など)がある場合は注意が必要です。
  • 不安が強い場合は、今の状況を整理するだけでも心が軽くなります。

性器を触る(手・指)

  • リスク自体は高くありませんが、皮膚に病変(できもの・水ぶくれ)がある場合は別です。
  • 気になる「できもの」がある場合は、症状ページから比較してみましょう。

リミング(口 × 肛門)

  • 肛門周囲の粘膜や皮膚を通じて感染する可能性があります。
  • 自分では見えにくい部位のため、不安な場合は専門医による診察が確実です。

風俗後の不安(総合)

大事なのは「誰が悪いか」ではなく「どう対処するか」

  1. 症状チェック:膿・痛み・喉の違和感・できもの・発疹など
  2. 行為日の確認:適切な検査タイミングを判断するため
  3. 部位の特定:性器・喉・肛門のどこが接触したか

相手の状況が分からなくても、相談だけでリスクは整理できます。

ゴムありでも不安

  • コンドームでリスクは大幅に下がりますが、ゼロではありません。
  • 喉の接触や、ゴムで覆い切れない皮膚の接触(梅毒・ヘルペス等)はリスクが残ります。

ゴムなし

  • 「いつ」「症状の有無」「相手の情報」をセットで整理しましょう。
  • 必要に応じて、潜伏期間を考慮したタイミングで検査を受けるのが最も安心です。

よくある質問(FAQ)

1回だけでもうつりますか?
はい、可能性はあります。性感染症は「回数」ではなく「感染している相手との接触」があるかどうかで決まります。1回の行為でもリスクはゼロではありません。
ゴムありなら完全に安心ですか?
リスクは大幅に下がりますが、100%ではありません。コンドームで覆えない部分の皮膚接触や、喉への感染(オーラルケア)は防ぎきれないため、不安がある場合は検査を推奨します。
口だけ(オーラル)でも検査は必要?
強く推奨します。最近は「咽頭(のど)クラミジア・淋病」が急増しています。喉は自覚症状が出にくく、気づかぬうちにパートナーへ移してしまうケースが多い部位です。
症状がないのに検査する意味はある?
大いにあります。多くの性感染症は「無症状」の期間が長く、放置すると将来の不妊リスクや重症化に繋がります。「安心を買う」という意味でも、心当たりがあるなら検査がベストです。
相手が陽性と言われたら、何からする?
まずは自分も検査を受けましょう。結果が出るまでは行為を控え、ご自身が陽性だった場合は、お二人同時に治療することが「ピンポン感染(再感染)」を防ぐ唯一の方法です。
どの検査を選べばいい?
「いつ、どんな行為をしたか」によって最適な検査は異なります。ご自身で選ぶのが難しい場合は、当院のLINE相談で状況をお伝えいただければ、専門スタッフが最適なセットをご案内します。

まとめ:迷ったら相談でOK

「今の行為、大丈夫だったかな…」という不安は、
一人で抱え込まず、まず整理するだけで驚くほど軽くなります。
モイストクリニックが、あなたの安心をサポートします。

記事監修:モイストクリニック 院長

[金谷 正樹]

日本性感染症学会会員。性感染症の早期発見・早期治療を普及させるべく、最新のガイドラインに基づいた情報発信を行っています。

参考文献・ガイドライン

  • 日本性感染症学会「性感染症 診断・治療ガイドライン 2023」
  • 厚生労働省「性感染症に関する啓発資料」
  • 東京都保健医療局「性感染症ナビ」
  • CDC(アメリカ疾病予防管理センター)「STI Treatment Guidelines」